臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第181回(2020.5.12.)「自粛生活お疲れ様です!」

 

皆様、この大変な時期、どのようにお過ごしでしょうか?

 3月に学校が休校になった後、緊急事態宣言が4月に出て、またそれが5月に延長になり、あっという間に5月の連休も終わってしまいましたね。「いつもなら、旅行に出かけていたよな~」など、過去の楽しかった思い出が蘇ってきます。

あたりまえにできていたことが今は制限をかけられ、当たり前ではなくなり、「今までのすべてが実はすごく素晴らしい体験だったんだなー」と再評価しています。

自由に外出できない。レストランでの食事もできない。運動も・・・しかし、ゆっくり過ごしていると、外の鳥のさえずりがとても美しく聞こえたり、道に咲いている雑草までも、美しく輝いて見えたり、ゆったり過ごした、この間に、いろいろな発見がありました。

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 昔、私は小学校6年生の夏休みの終わりに大病をして死にかけたときは、「絶対安静」の状態で「ベッドから降りてはだめ」と医師から指示され、ベッド上の生活を余儀なくされていたことが、Ⅰ-2か月あった(その後も退院までの8か月トイレだけOKの生活)ので、今は、家の中は歩き回れるし、買い物にスーパーにも行けるから、「その時より全然ましさ!」と自分に言い聞かせたりしています。その時は、ベッド上でボードゲームをしたり、トランプしたり、パズルや、プラモデルをして時間を過ごしていました。本好きだったので、読書をしたり、今みたいにDVDはなかったから、ポータブルテレビを見たりしていました。病室(小児科の6人部屋でした)で、ドクターの主催で「オセロ大会」が行われたこともありました。この時に磨いた腕前は健在で、普通の人には今でも負けない自信があります。

「勉強が遅れたらどうしようー」というのがあったので、自分なりにベッド上で勉強もしていて、わからないところを、医師や看護師を捕まえて聞いたりもしました。他の子どもはほとんど勉強していなかったので、目立ったりしていました。「まりちゃん、勉強ばかりしているね」とか、「本ばかり読んでるね」「子どもらしくないね」「何いつも難しい顔して考えているの?」とか言われていました。きっと、これが今の臨床心理士(公認心理士)という職業に導かれた経緯かなと思います。そんなこんなで、不自由な状況で、どうしたら、自分を保てるのかを小さいときに身に着けたので、今、あまり困らないのかもしれません。

 

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むしろ、今までの生活で忙しくて考える暇もなかったことを、じっくり考えてみようかなと思います。今回のことはたいへんだけど、100年に一度の歴史的な出来事に遭遇しているわけで、これを「貴重な体験」ととらえて、自分がどのように乗り越えていけるのか、また、新型コロナ収束後の世界でどのように生活をデザインしていくのかその体験自体を大事に味わおうと思います。今流行りのZOOM会議ができたり、音楽のLIVE配信を観たり。新しい体験もできたことも有意義だなと思っています。

皆様、感染予防をしっかりとされて、お身体お大切に!!また、オフィスでゆっくり、お話しさせていただきたいです。

 

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新型コロナウィルス感染防止のための取り組みのご案内

 皆様、また、4月の暖かな良い季節が巡って参りましたが、コロナウイルス感染拡大の世界的に危機的な状況になり、心穏やかではありませんね。

今年の桜を見た時、今までの「あたりまえ」が「あたりまえ」ではなくなったことを強く意識し、より一層、桜や春に咲くその他の花々を見るのが、味わい深いというか、ありがたい感じがしています。

花を楽しんで見られるのも、健康で、生きているからで、このこと自体が当たり前でなく、有難いことなのだと思い知らされました。

早くこの事態が収束することを願ってやみませんが、自分にできることを一つ一つ実行し、予防を心がけ、自分やまわりの方々の命を大切に守り、毎日をしっかり生きようと思います。

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阿部真里子臨床心理オフィスでは新型コロナウィルス感染防止の為、2020/4/6現在、以下の取り組みを今後行わせていただきます(今後の状況によって内容がより良いと思われる形に変更・追加される場合があります。)

 

カウンセリングは守秘義務の観点から通常はなるべく閉鎖的な空間で行うものではありますが、3密の状況(密閉・密着・密集)を防止する目的として、以下の様な取り組みを今後一定期間させていただきます。

お手数をおかけしてしまい大変申し訳ございませんがご協力をお願いいたします。

 

 

  1. 来室及び退室時、手洗い、うがい、アルコール消毒をお願いします。
  2. 面接時のマスク着用をお願いします。
  3. お茶などの飲料につきまして、特に要望をいただかない場合以外は原則お出ししません。
  4. 窓を少し開けた状態でのカウンセリング実施(あくまで確認の上、任意)
  5. 面接時、両者の椅子を通常より離します。
  6. 面接終了後の換気の徹底(10分を目安)します。
  7. 除菌ペーパー等でこまめに椅子、ドアノブなどを拭くように心がけます。
  8. 加湿器等を用いて湿度を保ちます。
  9. 急に体調が悪くなってしまった場合には、当日でも必ずご申告をお願いします(検温で平熱を確認の上、ご来室ください)。

 

↓通常よりもソファーをだいぶ離した様子です。

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  コロナ対策や自粛疲れもありますが、一緒に、この世界的な危機を乗り越えましょう!収束したら、ここへ行ってみたい!といったイメージをリアルに生き生きと描くことで、気持が和らぎ、少し、この現状を我慢できるかもしれません。普段忙しくて手が付けられなかったことを、この自宅にこもりがちの日々にやってみるのも良いかもしれません。めげないで、頑張りましょう!

 

 

第180号(2020.3.3.)「早く、世の中が落ち着くと良いのですが・・・」

新型コロナウイルスの影響で、なんとなく気ぜわしい感じになっています。

スクールカウンセラーで勤務している学校の卒業式に参列しようと、美容院も予約し、どの服を着ていくのも決めていましたが、政府の御触れで、全国の小学校・中学校・高校が3月2日から一斉に休みになり、卒業式も在校生や保護者・来賓の参列はなしとのことになり、私はスクールカウンセラーで一応は「教職員」なので、出ても構わないのかなと思いましたが、一人でも感染のリスクを減らした方が良いだろうと判断し、美容院もキャンセルし、卒業式は欠席することにしました。高校3年生で長く、お会いしていた方もいたのに、残念でしたが、「ここは無理をせずに」と思いました。

 

 あちこちで開催される音楽のイベントや研究会なども中止だったり、延期だったりしていますので、スケジュールが空いて、家にいる時間は長くなったものの、気持ちがワサワサして何も手につかない感じ。

 

 先日、慶応大学医学部の教室で開催された慢性疼痛治療のマインドフルネス、ACT (acceptance commitment therapy ) の研修会で習った簡単な呼吸法を試してみるのも手かなと思いました。研修会ではマインドフルネスの状態とマインドレスネスな状態を比較してわかりやすく説明されていました。すなわち、マインドレスネスは「心ここにあらずな状態」で、過去の後悔やら、未来の心配やら、あちこちに心が乱れ飛び、集中していない状態です。散歩をしていても、今、気持ちの良い散歩で身体を動かせているなとか、新鮮な空気を吸っているのを感じ、朝日が気持ちいい、風が吹いていて気持ちいいなど、「今―ここ」の感覚に注意が向いておらず、いろいろな不安・心配に心が落ち着いていない状態にあることです。マインドフルネスな状態は「今―ここ」に注意を集中できている状態です。その状態に持って行くために、一つの方法として、呼吸に注意を向けてみるという方法があります。研修会で行ったのは、左胸に右手の手の平、左手の手の平をお腹につけながら、3分くらい呼吸に集中してみる方法で、かなり落ち着いた感じになりました。その後で背中に両手の平をまわして当てて同じように呼吸に集中します。短時間にトランスに入れて、良い方法だと思いました。自律訓練法と併せて、お試しになってみてはいかがでしょう。

 痛みや不安はありながらも、如何に生き生きと自分の価値に従って生きるかを探っていくセラピーですね。オフィスのカウンセリングにも、役立ちそうです。写真は慶應大学病院の道を歩いて帰るところ。
 

 

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第179回「あけましておめでとうございます!2020年、オリンピックイヤーの幕開けですね!」(2020.1.14.)

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皆様、本年も阿部真里子臨床心理オフィスをよろしくお願いいたします。

昨年は、おかげさまで、だいぶ来談者数が増えました。ご利用、ありがとうございました!!

 

 オフィスに来ると、「生きていく上で、ためになる。役立つ」というのはもちろんですが、来ると、「とっても楽しい。スッキリする。安心できる。不安が軽減する。問題対処に自信が持てるようになる」と感じていただけるように、いろいろオフィススタッフで研修を重ねながら、日々、努力しています。今年も皆様のお力になれるよう、一生懸命頑張って行きたいと思っています。よろしくお願いいたします。

 

 阿部は年末年始と、かなりハードなスケジュールでしたが、風邪やインフルエンザにもならずに、楽しく年を越せました。

 1月2日には初詣に上野御徒町の徳大寺(摩利支天さま)にお参りに行った後で、高校時代からの友人とランチをして、その後、お台場にあるマダムタッソー蝋人形館を訪れました。

 昔、東京タワーに蝋人形館があって、入ったことがあったと思いますが、今回のお台場の蝋人形館はスケールも、人形の作りの精密さ(そっくり度)や総数(なんと60体)も格段に進歩しており、とても楽しめました。是非、1度、いらっしゃることをお薦めします!ウエッブで、時間指定をして申し込むため、待たされることもなく、混雑で蝋人形が見られないということもなく、とても良かったです。

 

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<お台場の海の見える素敵なカフェ>

 

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<ガラスの箱に入った阿部真里子蝋人形(笑・嘘~!)>

 

また、蝋人形を傷つけるのでなければ、一緒に人形と写真を撮ることができるのはもちろんのこと、肩を組んだり、触ったりもOKでした。最初に乗ったエレベーターにもブルースウイルスの蝋人形がいて、それから、たくさんの部屋に映画俳優・女優・スポーツ選手・スケーター・政治家・起業家など、内外の有名な人の蝋人形が点在しています。

 阿部もお気に入りの人形と一緒にポーズをして、写真を撮りまくりました。

以下に、選りすぐりの写真を載せておきますね。

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<ジョニー・デップと>

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<オードリー・ヘプバーンと>

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<たけし>

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<デカプリオ、ブラッド・ピットと>

 

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<ジョージ・クルーニーと>

 

1月5日(日)にはオフィスの会議の後で、新年会を行い、馬頭琴奏者で、私の馬頭琴の師匠の美炎先生と、ドラマーの前田仁先生に馬頭琴演奏をしていただきました。美しい音色に癒されました。ありがとうございました。

 

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それでは皆様のご健康と、ますますのご活躍を祈念いたします。

第178回(2019.12.25.)「クリスマスですね!!」

今日、テレビを朝見ていましたら、「忘年会スルー」に続いて、「クリスマススルー」というのが流行っているとか。お酒を飲んで話したり、パーティーで楽しんだりするのが好きな阿部にとっては、驚くような言葉でした。今年は、クリスマスイブ・クリスマスが火・水で平日だったこともあり、街への人出は少なかったそうです。イルミネーションを控えた場所もあるとか。消費税の増税も影響しているのかもしれません。

 しかし、「社会不安障害」の方や、引っ込み思案な方、内気な方にとっては「宴会恐怖」や「会食恐怖」のようなことがあります。あまり、親しくないグループでの宴会となると、緊張してしまって、硬くなり、押し黙ってしまい、なかなか中に入っていけないことはありますよね。

私も小さいときには、ごくごく内気で、母親や6歳年上の兄、父親の後ろに隠れて、何も言えないような子どもでした。やはり、知らない人ばかりの場所では、そんな昔の自分が顔を出すことがあります。その後、小学校5-6年生で、演劇部に入って、舞台に立って主役(アリババと40人の盗賊のモルジャナ役で自作の踊りも披露)を務めたり、高校でも英語劇などに挑戦したりで、積極的になりました。大人になってからは学会発表を何度もこなしたり、講演なども、200回以上こなしたりで、あまり上がらなくなりました。これは自律訓練法や催眠、イメージトレーニングのおかげでもあります。

 

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<都立高校の忘年会で行ったレストラン、赤羽南口1分のイタリー料理店マスヤ>

 

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<マスヤのお店の中の様子。食べ物もおいしく、雰囲気も良かった。>

 

 そうは言っても、私も、親しい人が、あまりいない学会の懇親会などに行った時に、まだ、どうしようと思ってしまいます。週1日でスクールカウンセラーをしている学校の懇親会に出させていただくことがありますが、先生方は毎日週5日〜6日、私は週1日の出勤なので、その差をどうやって埋めるかな・・・と思ったりすることも多くあります。

 

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<千円のプレゼント交換でいただいた、ハート形の入浴剤。毎日、お風呂で楽しんでいます💛>

 

でも、こんな生活を30年以上もしているので、いつしか「溶け込めていない」という自己暗示(師匠の故 河野良和先生は「呪文」と言われていました)はやめよう!!と思いました。「溶け込めていない」「浮いている」と頭の中で思ったり、口に出して言ったりすると、ますます、そんな気になってしまうからです。

そして、「溶け込めてない」証拠や「浮いている」証拠を探し出して、また、自分に自己暗示をかけてしまいます。そして、ますます、そんな気になってきてしまいます。「溶け込めているー」という呪文を唱えると、「あれ、意外と私って、溶け込めているじゃん!」みたいになって、溶け込めている気持になります。「溶け込めている」証拠を探し出そうとします。そしたら、饒舌になってきて、結局は溶け込めるということに。

「思い方次第」、「自己暗示次第」で世界が変わっていきます。そう、いつも亡くなった師匠はそのように言っておられましたね。今年、師匠とのお別れ(2019年8月30日)と言う大きな出来事がありましたが、こういった、たくさんの教えを胸に、これからも頑張って私は生きていこうと思います。相談に来られる方々と共に一歩ずつ。

 

皆様、1年間、ご利用していただき感謝します。良いお年をお迎えください。

故 河野良和先生の、ご冥福を改めてお祈りいたします。

第177回 「北海道に行ってきました!」

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10月20(日)〜22日(火)まで2泊3日で北海道に行ってきました。

22日が天皇陛下のご即位の日でお休みになったので、それを利用しての旅行でした。

乗馬クラブで知り合った、馬友人の方と2人で飛行機で20日の早朝、羽田を飛び立ちました。そして、まずは、新千歳空港からバスに乗り、バスで20分ほどのノーザンホースパーク(苫小牧)へ。

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 その日は、馬のセリの準備があるとのことで、そこでは乗馬は予約できませんでした。

そこで、入園券についてきた惹き馬で馬に軽く乗って、写真を撮りました。

翌日、恵庭(札幌から特急で25分)で本格的に馬に乗ることにして、ノーザンホースパークではポニーのショーを見たり、厩舎に馬を見に行ったりして、ゆっくりと過ごしました。

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 天気も晴天続きで、関東での台風や大雨がうそのように晴れ渡った気持ちの良い青空のもとで楽しむことができました。

 

 ノーザンホースパークから戻って、いったん札幌のホテルにチェックイン。そこから、また、特急で25分ほどかかる岩見沢という駅に向かいました。ここはご縁のある、韓国焼き肉店の「精養軒」というお店があり、お店の方々が遠くから来たということで歓迎してくださり、サービスしていただけました。お肉はこれまでの私の人生で食べた中で、もっとも美味しいと感じるものでした。柔らかくて口の中でとろけてしまいます。脇のお肉と腕のお肉、また、焼きしゃぶ、牛タンをいただいて、どれも最高級でした!!こんな美味しいお肉を食べたこと今までになかったです。本当に遠くからやって来て良かった!チャプチェや、大豆の付け合わせもすばらしい。堪能してしまいました!

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そして、とっぷりと暮れた帰りに、岩見沢駅のホームに木彫りのばんえい競馬の黒い馬が、ばんえい競馬の鉄製のそりもつけて飾ってあり、圧巻でした!!岩見沢に行く人がいたら是非、見ていただきたいです!!

 

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2日目は恵庭にある牧場で、外乗しました!とても親切なスタッフさんたちに対応していただいて、気持ちよく乗ることができました。たくさん写真を撮ってくださり、後でエアドロップでいただきました。広い草原と、林間を馬で行きました。一人に対してスタッフが一人付くというので、とても安心でした。スタッフに前後ではさんで乗ってもらい不安が軽減しました。ここは札幌から近いのがいいですね。夜は狸小路に近い店で新鮮な魚介類をいただきました。

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3日目は朝早くから旭川まで出て、旭山動物園を1日、見て回りました。いろいろな動物を楽しく見せていて、感心しました。テレビや映画で、廃園になりそうなのを動物の見せ方で盛り上げたことを見たことがあり、なるほどと思いました。動物たちが生き生きしていました。

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11月2日(土)はSpider Tetsuさんがギター演奏と歌で出演する築地本願寺ブディストホールでのミュージカル「夢に向かって ブルースな日々」を観た後、東銀座の香季庵という和食の隠れ家風レストランに友人と行きました。お手頃価格のコースで、和食の肉料理、魚料理を堪能。大変満足しました。牛肉が特に柔らかく、美味しかったです。

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11月9日(土)

 

 大宮のクリニックの仕事を半日で終えて、池袋の学会に参加しました。メトロポリタンホテルで行われました。3年くらい前より参加している「祈りと救いとこころ学会」。宗教と精神科医療の接点を探るユニークな学会で、池袋の6つもクリニックを持っている榎本クリニックが中心となって主催されている学会です。僧侶や牧師さんなど、宗教関係の方も多く会員になられています。

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 今回は今流行りの「マインドフルネス」がテーマでした。スリランカの長老の先生で、たくさんの本を日本語で書かれているアルボムッレ・スマナサーラ(スリランカ上座仏教)の、「やめられない」を卒業しましょう~あらゆる「依存症」をたちきるブッダの智慧~という講演が面白く、ヒントも得ました。「マインドフルネス」は過去の後悔や将来の不安にとらわれることなく、「今・ここ」の身体感覚や幸せに注意を向けていく手法で、故 河野良和先生が言われていたこととも重なる面が多くありました。

 

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  そして、学会後の懇親会。お昼を食べてなかったので、お腹がペコペコ。主催者の挨拶が終わり、すぐにバイキングの料理を見繕って、適当なテーブルへ。初老と、少し若い男性2人が話しこんでいて、中に入れるかな〜と思い、聞き耳を立てていて、1人の方が鹿児島の病院の院長先生であることがわかり、思わず、前の師匠の神田橋條治先生を知っていますか?と聞きましたら、なんと、神田橋條治先生の伊敷病院から300メートルのところに病院があるとのこと。神田橋先生のことで話が大いに盛り上がりました。私も20年ほど前に、神田橋先生を訪ねて鹿児島の伊敷病院へ私のオフィスのスタッフ2人とお邪魔して、黒豚のしゃぶしゃぶの夕食を神田橋先生にご馳走になったことなど話しました。その院長先生もクリスチャンではないが、ラサールの出身でキリスト教にはある程度知識がありました。

 

もう1人の方は野田市でお仕事をされている宗教関係の方で、春日部市にも近いし、なんと言っても、キリスト教の知識が半端なく、すごい。

  私も幼稚園と大学がカトリック、高校がプロテスタントのクェーカー教徒の学校だったので、クリスチャンではないものの、聖書のお話に聞き入ったり、質問したりしました。クェーカーについて知っている人は外国の方でも少ないですが、その方は良く知っておられ、お祈りしている時に啓示を受けて震えるからクェーカーと言うんですよねとか、戦争に絶対反対で、兵役拒否したんですよねとか、オートミールの箱の絵が有名ですよねと、なんだかすごい出会いだなあと嬉しく思いました。また、この話題で盛り上がりました。

  参加する前は話す人もいなくて、1人ぼっちかなと心配しましたが、神さまの導きか、素晴らしい出会いが用意されており、楽しめました。案ずるより産むが易しですね。人との出会いに感謝!日々に感謝!!

 

11月14日(木)、東京での仕事が終わってから東京医科歯科大学の中にあるホールでの研修会に参加。慢性疼痛についてのペインクリニックの医師や看護師、臨床心理士、理学療法士による多職種連携のグループ療法などについての発表があり、その後、アメリカのシアトルの病院で慢性疼痛の治療に従事されているドクターの講演があり、たいへん興味深く楽しくお話を聴いた。痛みのコントロールについてはオフィスでも自律訓練法や自己催眠を使っての取り組みを行っており効果をあげています。

 


先日、春日部東口の方にできたタピオカ屋さんに、やっと行くことができました。

 

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台湾風のタピオカで、黒砂糖風味で美味しかったです。この店にモヤモヤサマーズのロケがあったと聞きました。卓球中継で、放映が予定されていた日が延期になったので、これから放映されるらしい~すよ。