臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第38回(2006.8.3) 今年も上毛高原~谷川岳に行ってきました!―マッキとモモの珍道中―

みなさん、夏休み、いかがお過ごしですか?

ニューヨークは40度を越す熱波とのこと。ニューヨーク阿部真里子臨床心理オフィスの支店に派遣された(ジョークです)、西村カウンセラーのことが心配です。西村さんをはじめとして、ご家族も、お身体十分に、大切になさってくださいね!!アイスクリームなど食べて、熱波にやられないよう。

 ところで、去年の気まぐれナビ(第15回)で、上毛高原から、水上温泉の、きむら苑―天狗の湯―というすばらしい源泉かけ流しの露天風呂のある旅館に行ったことを書きましたが、やっぱり「貸しきり状態」がとても気に入って、またそれを期待して、高校時代の友人「マッキ」(34年来の友人)と共に訪れました。モモは阿部の高校時代のあだ名です。「桃谷(モモタニ)」という旧姓に由来しています。学生時代は、高校の卒業旅行で、四国・岡山などに旅行したり、よく国内旅行をしたのですが、その後、子育てなどいろいろ忙しくて、一緒に旅行していません。最後に一緒に旅行したのは結婚前で20年くらい? ずいぶん久しぶりでした。

 旅館の方は、なんと、3年連続、全館(8室だけ)貸しきり状態でした。

「阿部様御一行」だけ。

露天風呂は、昼間は外来客がやはりいらっしゃって、完全貸切ではありませんでしたが。バスタオルを着用して、しっかり入りました。朝は貸切状態。堪能しました(写真)。新幹線で、上毛高原に着いた後、レンタカーを借りて、マッキの運転で、ビードロパークまで。カローラの新車でナビも付いており、快適でした。去年、ガラス吹きで、花瓶を作ったのが楽しくて、今年は涼しげな小鉢を作りました(写真)。お昼はそこのレストランの10割蕎麦。お蕎麦の味がとても、濃くて美味しかったです。


その後、谷川岳ロープウエイに。去年の古いロープウエイがすっかり最新型の大型のロープウエイになっており、乗り心地も抜群。景色は最高!(写真)

 今回はロープウエイの後、スキー用の足がブラブラしてちょっと怖い、リフトに乗って、一番頂上に、本当に天気も良く、見晴らしが良かったです。そして、その後、上述しました、きむら苑に1泊しました。夕飯も川魚や山菜中心の料理で、楽しめました。

 2日目は、旅館から出て、すぐの場所の、トリックアート美術館へ行きました。中の飛び出すように見えたり、面白いトリックアートを写真で撮ってみたのですが、どれも写真が暗くて、よくわかりませんでしたので、この写真は外で谷川岳をバックに撮った1枚です。「水上の森」とあります。

 そして、すぐそばの、「諏訪峡めぐり」という遊歩道に行きました。階段を降りていくと、横を川の水がザーザーと流れているところがあって(写真)、その後、それを通り抜けると森があって、川を真近に見ることができます。川ではラフティングといって、ゴムボートでの急流下りを楽しんでいる方たちがたくさんいらっしゃいました。5人から10人くらい乗った、いくつものボートが川を流れていきます。岩の上から、ボートの中の人が手を振っていたので、振り返しましたら、その人が川にボチャン。ウエットスーツを着ているのでプカプカ浮いて流れていきました。私も機会があったら、やってみたいなーと思いました。

 その後、ロックハート城へ(写真)。俳優の津川雅彦さんが買って持ってきたヨーロッパの中世のお城というので、面白かったです。中にはすごい数のサンタさんの人形が飾られている部屋があったり、美味しいレストランがあって、そこで作られた、フレッシュなビールを味わったりしました。


 石にアートを描いて展示している場所もあり、本物のおまんじゅうのように、色づけてあるもの。野菜そっくりの石。動物を描いてあるものなどあって、面白かったです。そして、その後は、また、谷川岳の奥の方にある、秘湯の宝川温泉に。熊が一緒に浸かる温泉と言うことで、有名で、主人の父母がその昔、新婚旅行に訪れた地ということを聞いていました。昔は荷物用のトロッコに乗って行くか、歩いていくしかないところで、1軒宿ということでした。現在は1500円での日帰り入浴も可です。(割引券をもらえば1200円)

 今は熊は檻の中でガオーと吼えていました。温泉は400畳もの大きさの温泉が川べりに点在し、すばらしい景観。これまで行ったどこの露天風呂よりも豪快なスケールで驚いてしまいました。我々は、女性用の「摩耶の湯」という露天風呂に挑戦しましたが、広さは十分で、ここもほぼ貸しきり状態でした(写真)。

お湯に浸かっていると、ひぐらしの鳴き声や、川の流れの音が聞こえ、うっそうとした、木々に囲まれて、マイナスイオンいっぱいで、すっかりリラックスしました。レンタカーを駅で返して、おみやげを急いで買って、またまた、駅前のお蕎麦屋さんで、5枚の小さな器に小分けしたお蕎麦に、いろいろな薬味(山菜・なめこおろし・とろろなど)を載せて食べるお蕎麦を試して、とても美味しかったです。

素敵な旅行でした。皆様も、こんなコースいかがでしょうか?