臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第86回(2010.3.10)

我が家の引越し大作戦とタップ発表会 

12年住んだ自宅を引越ししようということで、去年の秋頃に決めて、「時間があるから、少しずつ、片付けすれば良いか」と思っていたら、あっという間に時間が経って、引越しの日を迎えていました。

 仕事をしながらの、引越し準備は、仕事で疲れて帰ってきて、やる気がなくなり、「またにしよう」と、つい思ってしまい、なかなか進みませんでした。引越し屋さんが来ているのに、まだ、段ボールに荷物を詰めている始末でした。しかし、なんとか引越し直前1週間、仕事や趣味を全部休んで間に合わせることができました。

そして、捨てるに捨てられない物の多さにびっくりしました。「これは亡き母にもらったもの」「これは○○に買ってもらったもの」とか、「息子が小さいときに使っていた物」とか、取っておいても使わないようなものも取っておきたくなるので、なかなか捨てられませんでした。

3月は引越しの季節ですが、皆さんの中にも引越しされる方もいらっしゃるかもしれませんよね。引越し下手な、私よりもずっと手際よく、引越しされることと思います。
 写真は新しい家の玄関を写したものですが、以前のペルー旅行で買った織物を、板に貼り付けてタペストリーにしました。山高帽の現地の人が、背中に風呂敷包みのように背負っている布切れです。前の家では、布切れのまま廊下に貼り付けていましたが、今回このようにすると、見栄えもよくて、いい感じです。ボード代など、わずかな費用で素敵な壁飾りになりました。ペルーの思い出が毎日よみがえるから、とても、いいですよね。
 引越し準備と並行して、タップダンスの発表会が3月7日(日)に、春日部中央公民館であるための、練習にも参加していました。

 最初は引越しが決まった時に、無理だから、今回は舞台に出るのは辞めようかと思いましたが、大好きなクイーンの「ウイ・ウイル・ロックユー」で踊るのがとても楽しくて、頑張って出させていただくことにしました。今回も子どもさんたちも出演し、可愛い舞台になりました。打ち上げの、ランチで春日部中央公民館そばの「山の月」という料理屋さんに増田かおり先生や仲間の方たちと行きましたが、コースの料理がとても美味しかったです。ミニ懐石という感じでした。
 
 最近、嬉しい事もありました。20年前にある機関のカウンセリングで出会った方が、ホームページで阿部を探してくださって、また、カウンセリングを受けに来られたということです。ホームページがなかったら、再会も難しかっただろうし、本当に良かったなーと思いました。お会いしてお話しするうちに、20年前の出来事がまざまざと細部までよみがえってきました。とても懐かしかったです。長い時を越えて体験が一つになったような、そんな感じでした。