臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第103(2012.3.27)「別れの季節」

3月といえば、「お別れ会」の季節ですね。オフィスでも去っていくOZ君のお別れ会(飲み会ですが)を年度末で行いました。その場で、いろんな楽しい思い出がよみがえりました。タップダンスを一緒に練習して、ステージに上がったこと(2011.10月)。オフィスで仕事の合間にいろいろおしゃべりしたこと。クリスマス会や新年会での思い出など、どれをとっても掛け替えのない良い思い出ですね。
新しい職場でも頑張って欲しいです!!

 ところで、先日、オフィスの若い男性スタッフ2人に、体験乗馬を楽しんでもらいました。去年、オフィスの実習生6-7人に三郷で乗馬を体験してもらおうと計画していて、大震災の影響で、中止になってしまい、それっきりになっていました。

今回は、阿部の所属している東武動物公園にある乗馬クラブに2人を連れて行き、初めての体験乗馬。2人一緒に30分の体験ということで、ヘルメット、ブーツ、プロテクターはクラブで身体に合ったものを借りて、らち(柵のことです)で区切った小さな馬場で、2人の男性、女性の指導員の先生のもとで乗らせていただきました。安全のために調馬冊(馬の口につける長い紐のことです)をつけられた、馬2頭(シアトルスタークとピューレックス)にS君とOK君が乗りました。指導員の先生に、クイズみたいに「どうやったら動くと思いますか?」と聞かれて、2人はいろいろ考えて答えていくうちに、「足を使って合図する」と正解に行き着きました。そして馬はゆっくり動き出しました。ブレーキも練習して、まずは「動かすー止める」を学びました。
2人とも20代前半で、長身ですらっとしていて、テニスや空手をしているスポーツマンなので、すぐにかっこよく乗れました。阿部は写真係をして、そばでじっくり見学させてもらいました。2人が乗馬を楽しむ姿を見るだけで、私もとてもハッピー!で楽しくなりました。これから、たくさんの人に乗馬を体験してもらいたいですね。

最初は常歩(なみあし)-歩くことですーから始めて、次に、少し、らちで経路を作って、左右に曲がったりと、馬の「誘導」も体験。その後、「軽速足(けいはやあし)」(馬の上で立ったり、座ったりして反動を抜く)をしてみたりしました。ちょっと速くなると、S君の顔がパッと赤くなったのが見えたので、「少し怖いのかな?」と思いました。後で聞いてみると、やはりそうだったようでした。初めてだと、少しだけ速くても怖く感じます。

昔、一人で阿部がこのクラブに体験に来たことを思い出しました。ちょうど3月の後半でした。あれから、ずいぶん時が経ってしまいましたが、最近でも、乗馬に行く前の日は胸がワクワクしてしまうことがあって、私にとっては既になくてはならない、大事な生活の一部になっています。乗馬を始めてからよりいっそう健康に丈夫になった気がします。これからも、出来る限り長く、乗馬を続けて行きたいと思っています。

最後になりましたが、先日2人に、体験乗馬を指導してくださった指導員の先生方、ありがとうございました!!