臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第106回「東京湾大華火大会に行ってきました!」2012/8/11

8月11日(土)夜、「東京湾で船の上から華火を見る会があるけれど行ってみない?」と、弁護士の兄から声がかかって行ってきました。兄の高校時代の友人のご住職さんが毎年、船を借り切って檀家の人を中心に招いて東京湾で華火を見る会をされているとのこと。

その日は予定していた大分湯布院への旅行が中止になって、何も予定を入れていなかったので、「なんだかつまらないなー!!」と思っていましたので、二つ返事でOKしてしまいました。友人も誘ってみましたが、別のところで同じ東京湾の華火を見る予定とのこと。一人で参加だけど、「まあいいか!」と思って行きました。夕方から雨や雷雨が降るということが天気予報で言われていたので、「雨天中止」とあるけど、大丈夫なのかな?どうなんだろう?と不安に思って、船宿に問い合わせましたら、「今のところ特に中止ということはない」とのこと。浴衣ではなく、夏らしい、白いツーピースのドレスに、ちょっとおしゃれな帽子を被って電車で浜松町まで行きました。浜松町南口から降りて、わずか2分というのですが、わたしは地図は本当に大の苦手で、見ても全くわからないので、あちこちで人に聞いては迷いながらやっと到着。ちょっと早めに出ていて良かったです。
昔から船酔いもひどいので、コンビニに寄ってお茶を買って、さっそく、酔い止め薬を飲みました。効能には乗船の30分前に飲むこととありました。ちょうど30分前で、間に合いました。船宿に着くと兄の娘(姪ー大学生と社会人)2人もいて、一緒に船に乗ることになりました。全員で28名くらいの参加者とのこと。
屋根のない釣り船で、真ん中にテーブルがあって、テーブルの両側に並んで座る感じになりました。私や姪たちは舳先の方に座りましたので、全く障害物が何もなく、本当に華火がよく見えました!

東京湾大華火大会

華火は夜7時から上がるのですが、その前に波のない静かな場所で、ちょっと豪華な、美味しいお弁当やオードブルを食べながらビールをたくさん飲んで、始まる少し前に、東京湾の真ん中まで移動しました。船のスピードが出ると、船が勢い良く水を切って進んで行き、上下にうねりましたが、怖いほどではなく、ちょっとディズニーランドのアトラクションのようにスリルがあって、面白かったです。海上には本当にびっくりするほど、たくさんの船が華火を見るために並んでいました。警備艇からも何か注意をする声のアナウンスが流れてきて、大きなパーン!とか、ダーン!とかいう音の後、遅れて華火が暗い夜空にパッと開く所が見えました。音がするときに音の振動が船まで伝わってきました。また、上がる時にヒューン!ヒューン!という独特の勢いの良い音も聞かれました。

東京湾大華火大会

屋根のあるタイプの船に乗っている人はみんな上の甲板に鈴なりになって観ていました。華火は地上で見るよりも大きく、まるで天井から降ってくるような感じでした。東京湾の岸に建っているビルのライトの夜景もとても綺麗で、それと海に映る華火がとてもマッチしていました。みんな、何度も何度も驚嘆の叫び声をあげて見ていました。華火はすごく長い時間、本当にこれでもかというくらいたくさん上がって、たっぷり楽しめました。帰りは橋を通るたびに、橋の上を歩いている人々と手を振り合って、本当に楽しい華火鑑賞だったなーと思いました。こんな楽しみがあるなんて、人生始まって以来初めて知りました。ご住職様、お誘いいただきありがとうございました。

東京湾大華火大会