臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第120回(2014.9.24.)「秋になりました」

あっという間に秋らしい風が吹き始めました。
皆様、お元気でしょうか?
 ブドウや梨をたくさん送っていただいたので、オフィスのスタッフみんなで楽しんでいただきました。こんな時に、「秋はいいなあ」と思います。

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 秋はいつも学会などあって、忙しく過ぎて行ってしまい、もったいない感じもあります。
月を見たり、虫の声を聴いたり、ゆったりと、過ごしたいものです。

 阿部は小さきときには大阪の家は芝生が敷きつめられた庭に出て、外灯に照らされながら、月を見たり、虫の鳴き声を聞き、飼っていたコリー犬とじゃれあったりしていて、今でもその情景が、草の匂いや、虫の音と、輝く月の光などとともに、まざまざと、イメージが浮かんできます。子どもの時のこのような記憶はとても大事なのかなと、今になって思います。その後、小学校2年になって、東京のマンション住まいになってからは、ベランダか、屋上からの月を眺めるだけで、コンクリートの壁に囲まれ、自然とのふれあいが少なくなりました。そのような生活をしていくうちに、大阪ではバッタや、コオロギなどを平気で捕まえていたのに、虫を見ると、気持ち悪かったり、怖かったりしてきて、触れなくなってしまいました。

 今、住んでいる春日部は、少し車で行くと、田んぼも広がり、自然があり、気に入っています。若いときは、都会が良かったのですが、年を取ると、自然に癒されるなと思います。