臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第152回「ディズニーシーとランドに行ってきましたー!!」

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皆さん、夏も終わり、秋に差し掛かっては来ているものの、暑い日も続いていますね。

体調は大丈夫でしょうか?台風などの接近で、低気圧になり、調子が悪いと訴える人が増えているような気がします。

 

 私はこの10年ほど、ほとんど毎年、冬のクリスマスシーズンにディズニーシーとランドに訪れています。ちょうど、そこで、友人に自分の誕生日祝いをしてもらうことが多かったのですが、今回は友人の誕生日が9月の末で、ハローウイーンのシーズンに行ってみようと思いつきました。連休でもあり、かなりの混雑で、アトラクションに到達するまで、かなり歩いて足が痛くなりました。

 

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 パーク内には色とりどりの衣装を身に着けた来園者がいました。中には舞台で踊るキャストさながらに美しく髪を結ってお姫様の衣装を着こなしている女性などもいました。マレフィセントの衣装や、パイレーツオブカリビアンの海賊の衣装、美女と野獣チップとデールを女性二人が着ているものなど、本当に工夫を凝らしていました。もう少し若ければ、私も何か仮装をしたかったのですが、今回は、ミッキーのカチューシャを着けるに留まりました。

 

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昔はこんなにハローウイーンなんて、意識していなかったよなーと思います。最近は街でも10月末には仮装している人が多く見られますね。もともと、お祭り好きの日本人にハローウイーンは合ったのかもしれません。

 自分でないものに変身するっていうのも、気分転換や切り替えにはいいのかなと思います。日常の自分を忘れて、別人格になる。一種の解離みたいな感じで。モヤモヤ不快な気分が一挙に晴れるかもしれません。

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 内田先生が10月のメッセージでVR(ヴァーチャルリアリティー)のことを書かれていて、目にメガネ型の装置をつけると、単なる床に板が置いてあるだけなのに、高いビルの上にいるような体験ができるとのこと。

日常生活で、まだ、起こってもいない嫌なことをいろいろ想像すると、とても不安な気持ちになったり、心臓がどきどきしたり、息苦しくなることすらあります。ひどくなると、過呼吸パニック発作を起こす人もおられますね。考えたり、イメージしたりするだけで、現実には起こっていないことなのに、同じように身体が反応してしまうという人間の性質があるので、できるだけ、なりたい自分の未来をイメージした方がいいですよね。

 

トランス(催眠)に入った状態で「なりたい自分のイメージ」を思い浮かべて、問題解決の自己暗示にしていく方法を私はセラピーの中で使っています。これで、学校に行けなかった方、会社に行けなかった方などが回復して行けるようになった例もたくさんあります。

皆さんも「自分がどうなったらいいかー」という良いイメージを思い浮かべてみてくださいね。