6月のメッセージが早々、アップしてありますが、ご覧いただけましたでしょうか?西村朋子先生がおっしゃっているように、カウンセラーといえども生身の人間なので、体調不良や、家族のトラブル、職場での悩みなど抱えています。それはご相談に来られる方と一緒だと思います。
クライエントさんでイタリー映画の「息子の部屋」というのを面接の時に、紹介してくださった方(Sさん、ありがとう!)がいらっしゃって、私は即座に、TUTAYAにいってDVDを借りてきて見ました。
息子を事故で失った精神科医の家族の悲しい物語でした。精神科医は診察を続けているのですが、つらくなって、とうとう、休むことになってしまいます。
カウンセラーも一応、サービス業とも言えるので、それぞれ、心の中でいろいろ抱えていても笑顔で応対が基本ですが、やはり、つらいときもありますね。
でも、先日、めまいの発作がつらくて、阿部が参っていたときに、古くからのクライエントさんから「元気になってくださいね。先生が具合悪くなると、困るから」とやさしい言葉をいただいて、癒される思いがしました。
カウンセリングはカウンセラーがクライエントさんに一方的に何かを与えるものではなくて、カウンセラーもクライエントさんから、たくさんの何か(エネルギー?パワー?)をいただいていると思います。相互作用で、お互い元気になっていけたらいいですね。おかげさまで、めまいはだいぶ収まってきました。あと、もう少しで、完全に回復すると思います。