臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第52回(2007.5.4) フィッシュ・セラピー(ドクターフィシュ足湯テラピー)を体験!!




 皆さん、連休中いかがお過ごしですか?

阿部は、2年前この気まぐれナビコーナーを始めた2005年5月3日に、 久喜の光泉の森(http://www.kosennomori.com/)というドライサウナに 行ったことを書きました(第1回)。

 今回も同じ日に行くことを思いついて、夕方から出かけましたが、 新しい企画を目にしました。 それが、このフィッシュセラピーで、1050円で10分(オープン記念で おまけで+5分)体験してみました。 

 ちょっと、この写真を見ると気持ち悪い感じがするかもしれませんが、 やってみると、なかなか、おもしろく、気持ちよい感じです。 水槽の中に足や手を浸けると、そこにたくさんの、目だかほどの小さな魚が 集まってきて、チュンチュンチュンチュンと口で、角質を食べて掃除 してくれるというのです。なんとなく、くすぐったいような、 ついばまれている軽い刺激があって、終わったら、かかとなどの角質部分が スベスベになっていました。人偽的にかかとの角質を軽石などで削るような エステティック・サロンなどの処置と違って、本当にごく軽くてわずかな刺激です。

 なんでも、この魚は、学名「ガラ・ルファ(Garra・Rufa)というコイ科の 淡水魚で、おもにトルコ共和国の中央部にあるカンガル地方の温泉に生息して いるとのこと。普通の魚なら、28℃までの温度でしか生存できないところ、 37℃の温水の中でも元気に泳いでいるのだとか。

 この魚をかのクレオパトラが寵愛していたとか、美容と健康のために、 トルコの人々は愛用し、ドイツの研究所ではこれを研究し、医療行為として 認められているというのです。 毎日、お客さんの角質を食べているので、 餌もあまり必要ないとか・・・本当に、不思議体験でした。

 乗馬で触れ合う、馬にも癒されますが、こんな小さな生物との不思議な 触れあい。世の中おもしろいものがありますね。

 これとは逆に、連休中に体験したことに、あんまりうれしくないこともありました。 自動車の衝突事故。青信号で進んでいた私の乗っていた車に、横の道から、 赤信号で停まっているはずの車が走ってきてぶつかってしまいました。 幸い、二つの車のフロント横のライトの部分が壊れただけで、 どちらの車に乗っていた人にも、怪我はありませんでしたが、 本当にびっくりして、今でも、まだショックな気持ちです。 その瞬間、スローモーションのように、ゆっくり、 事故の様子が見えて、あれが、1-2秒のことなんて、思えないよう。 メリメリと、車体が潰れるのがゆっくりと見えました。

 こんな小さな事故でもショックなのに、オフィスに来られる方々は もっと大きな事故や怪我などの体験をされて、それがトラウマになって いることが多くあって、実感として体験できたことは、カウンセラーとしては 貴重な体験で、今後の皆様のセラピーに役立てられるので良かったけれど、 正直、あまり事故には遭遇したくはありません。 私自身は自動車は運転しませんが、乗せてもらっている時も、 注意して左右を確認して乗りたいと思いました。