臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第87回(2010.4.19)

あっという間に、桜も散って葉桜になってしまいましたね。 

今年は桜の開花が早いかもしれないという予想があり、オフィスのスタッフで予定していた、4月上旬のお花見会に桜がまだ、あるかどうかと心配しましたが、まだ8分咲き程度でつぼみが少し枝の先に残っているような状態でのお花見でした。いつもより、長くきれいな桜が楽しめたような気がします。古くからいるオフィスのスタッフが3月末に結婚したので、そのお祝いも兼ね、春日部東口「湯楽の里」付近の有名な「オークウッド」というお菓子屋さんで、花びらを散らして、花嫁花婿の砂糖細工の載ったケーキを注文して用意し、みんなで祝いました。クラッカーの威勢の良い音の後、拍手が沸き起こりました。
 その前、3月下旬には、恒例のようになりましたが、私の高校時代の友人マッキとの旅行で、松島温泉―仙台を旅しました。朝出る時は小雨がパラついていたのですが、新幹線で進んでいくうちに、空がすっかり晴れて、「普段の行いが良いからだ」と笑いあいました。 1日目は松島海岸で降りて、昼食を食べに。ガイドブックに載っていた、駅から5分ほど歩いた少し奥まったところにある、「寿司幸」という寿司屋を目指しました。

開店して間もないのか、きれいな店内で傷一つ無い美しく光沢のあるカウンター席に二人で座りました。ここの目玉は「生穴子(なまあなご)寿司」で,白身魚のようなやわらかい臭みのないお寿司を2貫一皿を二人で1貫ずつ分け、お味噌汁のついた、お寿司の定食もいただきました。その後、町やお寺を散策し、遊覧船の時間になったので、仁王丸という船に乗り込みました。甲板に出るには料金を追加しなくてはならないというので、支払って甲板に出ると、出発するやいなや、カモメが多数寄ってきて、カモメのエサと称して売っているカッパ海老せんを上手にくちばしではさんでは、かっさらって持っていきました。時々、エサをめがけて突進してくる勢いが激しいので、指を挟まれてしまうのではないかと怖くなるくらいでした。その勢いが速過ぎて、写真のシャッターチャンスがとても間に合わないときもしばしばでした。かもめばかりに気をとられて、気づいたら、その後、海岸からものすごく長い赤い橋のかかっている福浦島に行って、島の中を散策して遊びました。木がいっぱいで、マイナスイオンをいっぱい浴びました。その後、海岸通りに戻って、蒲鉾屋さんに寄って見たり、土産物屋に寄ってみたりしながら、旅館に歩いて向かいました。
旅行会社の勧めで、松島の「一の坊」という大きな温泉旅館を予約しましたが、いつもとは違ってフローリングのある洋室で、これはこれで楽だし、趣があるなと思いました。 部屋の窓は大きく全面で、海が旅館の小さな教会のある庭園のすぐ後ろに広がっていて、オーシャンビューのとても素晴らしい景色でした。まずはお風呂に入って、夕食まで休息しようということで、ホテルの自慢の露天風呂に入りました。これも海側に向いたお風呂で、海を見ながらゆっくり浸かることができました。夕食はお刺身など和食中心で、レストランに異動して、外の日暮れて暗くなり庭の照明の見える窓の側で、新鮮なめじなという魚の刺身や、カキを煮たもの、生きたアワビを目の前で焼いたりなど、たくさんいただきました。 
 翌日は、旅館の建物に隣接したガラスの美術館を見学し、美しい器などを見たりして、また、松島海岸まで戻り、残りのお土産を調達して、仙台まで電車で戻り、ちょうど昼時だったので、「利久」という牛タン屋さんで、分厚い2-3センチほどの厚さの牛タンが5-6枚ほど出てくる「極」というランチを食べました。その後、伊達政宗銅像のある、青葉城公園や瑞鳳殿伊達政宗を祭ってあるところ)を見学しました。一泊2日でしたが、いろんなことを堪能した旅行でした。新幹線で大宮から2時間弱で行けますので、皆さんも是非、機会があったら行ってみて下さいね。