臨床心理士対象の、子育て支援に関する研修会が7月18日(日)に京都の国際会館であり、最近、阿部が関わる事が増えた、保健所や保健センターでの仕事に役立ちそうなので行くことにしました。子育て支援の事業は、保健所の他に、児童養護施設や支援センター、児童館その他で行なわれており、保健師や保育士と協力しながら、臨床心理士が関わることも多くなってきています。
最近は、臨床心理士が増えたためか、人気のある、このような研修会は抽選になり、あたらないかもしれないと思っていましたら、約3000人の応募者のうちの約1800人の中に幸運にも選ばれ、参加できることになりました。10時~16時半までの1日研修で、日曜日の朝、6時半東京発の新幹線に乗って京都駅に9時少し前には着いていました。
京都から地下鉄烏丸線に乗って、京都国際会館まで一直線で20分乗って到着しました。さすがに1800人の参加者がいるので、地下鉄の中は、同じ研修会の案内を持っている人で、いっぱいでした。駅から5分くらい、列を作って歩いていくと、会場が見えて、既に人がいっぱい中にいました。
子育て支援に関わっている精神科の医師、児童養護施設の方、大学の先生方の講演の後でシンポジウムがあり、現代の育児不安の中にあって、母親や家族をいかに支えていくかということが熱心に話し合われました。質の高い研修会で、たいへん満足しました。第6回の研修会ということで、阿部は初めて参加したのですが、すぐに仕事に役立ちそうな子育て支援の現場での話が聞けて良かったと思いました。我々は、臨床心理士の研修のポイントを5年ごとの更新のために稼がないといけないのですが、それは別として、このような研修会であれば、遠くから参加する意義があると思いました。
夜は、大阪の友人Oさんに、京都の和食の店に連れて行っていただくということで、地下鉄で、待ち合わせの四条まで戻り、そこからタクシーで、丸太町、川原町付近まで行きました。竹屋町通りの和食料理屋さんの、「むら太」(丸太町橋西詰1筋目下ル)というお店です。カウンター席に座りましたが、奥にお座敷もありました。
ご主人は有名ホテルで長く勤めていらっしゃって、その後、10年前にこの店を開かれたそうで、とても落ち着く店内でした。また、ご主人は金沢出身とのことで、2週間前に、研修会で訪れた金沢の話もすることができて大満足でした。 100年前の中が黒塗りで、鶴の模様のお椀で、鱧(はも)のお吸い物をいただいたり、珍しいタコの子の煮付けをいただいたり、お刺身もとても美味しかったです。「生の青山椒を最近煮たけれども、どうしたらいいかよくわからなかった」という、共通の悩みを阿部もOさんも持っていて、ご主人に作り方を教えていただくことができてそれも役立ちました。食後はそのお店のすぐそばの喫茶店エルというところにOさんの大学時代の同級生がいらっしゃるということで、伺いました。気さくなご夫婦の楽しい会話と、美味しいコーヒーでとても楽しかったです。
翌日は、四条烏丸のホテルから歩いていける、錦小路に買い物に行きました。ある人に頼まれた、「ぢんとら」という店の唐辛子を買いに行きましたが、ひものや、厚焼き玉子など、いろんなものが売っていました。松葉がれいのひものと厚焼き玉子を夕飯のおかずに買いました。また、オフィスの方たちに、団扇や、朝顔、鮎、いちごなど、いろんな和菓子のゼリーの詰め合わせを買いました。あとは、パッチワークのスカートと、藍染めのバッグを安く手に入れました。どちらも京都らしいもので、いい思い出になります。
来年は祇園祭に来ない?とOさんよりお誘いを受けて、また、来年7月に京都を訪れる予定です。