臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第130回(2015.9.30)シルバーウイークに旅行に行きました!

ここ10年くらい、連休はどこにも出かけずに、家でゆっくり過ごすことが多かったのですが、クラブツーリズムのツアーで、2泊3日で、伊勢神宮熊野古道高野山という超ハードスケジュールの旅行に参加してきました。こういう団体旅行に参加したのは初めてでしたが、なかなか個人ではこの短期間に、これだけの観光スポットを回るのは不可能なので、それなりに充実感を抱きました。

 


 

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 9月21日朝、7時に、東京駅で集合して新幹線のこだまのグリーン車グリーン車に乗るのは人生初かもしれません。足が伸ばせて快適。)で、添乗員さんと一緒に名古屋へ。そこから、大型バスで約40名が乗り込んで、出発。運転手さん、バスガイドさんと、東京から一緒に来た添乗員さんとで、伊勢神宮へ。高校生の時に来たことは思い出しましたが、すっかり記憶が薄れていました。連休中でものすごく混んでいました。参拝も列を作って、順番に。2礼、2拍、1礼と正しい参拝の仕方を教えてもらい、次々、行いました。

 

 その後、那智勝浦までバスで移動して、ホテル浦島という海に浮かぶ島に大型のホテルのあるところに1日目の宿泊。船で島まで行くので、なんだか、ワクワクしました。もう、とっぷり日が暮れていたので、部屋に入って荷物をかたづけて、すぐに夕食となりました。


夕食は大きな食堂でのバイキングでしたが、マグロの解体ショーなどもあって、解体したてのマグロのお刺身を食べることができました。小さな子連れだったら、もっと楽しめるかなと思いました。

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館内は広すぎて迷子になりそうでした。館内に6つもいろいろなお風呂があり、洞窟風呂も2つありましたが、あまりにも朝早い出発で疲れていて寝てしまいました。朝は、5時ころに起きて、3つお風呂に入りました。2つは洞窟風呂で、洞窟の中から海が見渡せて、ザブーンという波の砕け散る音や、白波がたっているとことを見ながら、温泉に浸かりました。

硫黄泉で、独特の臭いがしましたが、肌がすべすべになる感覚がありました。 

 

 2日も、早い出発で8時には、熊野古道に向けて出発。また、行きと同じように、船に乗って、岸まで行ってバスに乗り込みました。熊野古道を登ったり、熊野那智大社に行ったりで、500段近い階段を上ったりしましたが、解放された休暇のためか、普段の乗馬で少し鍛えられたのか、全く、息が上がらず、少し踊り場で休みつつ、500段を登り切りました。

これまでなら、下で待っているとかなることが多かったのですが、不思議でした。パワースポットで。パワーが充電できたのでしょうか。次は那智の滝に行き、ここは階段を下りて滝を見た後、また、登るのですが、これも大丈夫でした。

 

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 この後は熊野本宮にお参りして、日本一の大鳥居を見に行きました。何もない田圃の真ん中にポツンとあって、面白く感じました。写真ではわかりづらいですが、本当に大きかったです。

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その後は昼食をとって、瀞(ドロ)狭めぐりというので、ジェット船に全員で乗り込んで行き30分―帰り30分で川をさかのぼって、また、帰ってきました。オフィスで行っている夏のキャンプで行く、長瀞のような両側が岩の層になった崖になっていて、風光明媚な場所でした。長瀞よりももっと、広く、もっと長いように感じました。ジェット船はパワーがあって、波しぶきが窓から飛び込んでしまうことがあって、慌てて窓を閉めました。川の水の色が何とも言えない水色で、絵の具を流したような色でとてもきれいでした。

 

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ここの温泉は男女別の内湯から外に出る階段がそれぞれあって、川のすぐそばの川原に、露天風呂が二つ。女性はそのまま着ては入れる浴衣があって、男性は小さなタオル一枚でした。カップルが一緒に入れる温泉でした。ほんの小さなよしずでできた屋根があるくらいで、囲いも何もないので、翌朝、2階の食堂から入浴している様子がまる見えであることがわかりましたが、とっぷり日が暮れて、月が出ていたので、あまり気になりませんでした(男性はちょっと気になってたかも?)。川の向こうは漆黒の森になっていて、木の茂っている感じはありましたが、夜で何も見えませんでした月が上空にコウコウと照っている中で露天風呂に浸かるのはとても幻想的でした。翌朝5時に起きて、再度、この露天風呂に入りましたが、日の出がまだ先のようで、やはり暗くて景色は見えませんでした。
の後は2日目の宿に、1日目のホテル浦島と同じ系列とのことでしたが、川湯みどり屋
といって、とてもこじんまりした、落ち着ける宿でした。食事も、一部はバイキングでしたが、席に持ってきてもらえて、これも落ち着けました。

夜、夕食を済ませた後で、「スコップで川原を掘ると自分専用の露天風呂ができる場所」が近くにあるとのことを聞き、懐中電灯を借りて、宿から10分ほど歩いて行きました。さすがに夜であぶないので、スコップはやめて、昼間に川原にたくさん掘られた穴を捜して、その中でもまだ熱い穴を捜して足を浸けました。そして、そこの石をどけてみると、ものすごく熱いお湯が泡と共に湧き出てくることがわかり、なんだかとても楽しかったです。

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次は谷瀬の釣り橋という日本一大きな釣り橋に向かいました。危険がないように、20名だけ渡るようにと注意書きがありましたが、50メートルも下まであり、目がくらむようで、1メートルも渡れませんでした。
 

 

次は最後の目的地の高野山に向かい、奥の院で参拝を済ませ、名古屋駅に向かいました。連休中で渋滞が心配されたのですが、意外に、スムーズに名古屋まで到着し、新幹線の時間まで1時間あり、余裕でした。添乗員さん、険しい山道を安全運転して下さったバスの運転手さん、丁寧な案内をしてくださったバスガイドさんに感謝しつつ、東京へ戻りました。