今年度2017年はオフィスにとって、25周年目であるということで、記念パーティーを12月10日に行いました。たくさんの皆さまに支えられた25年でした。お一人お一人の力添えで、オフィスはここまでやってこられました。本当にありがとうございました。
この25年、あっという間というか、突っ走ってきました。相談室として、保育園の1室をお借りしたことから始まり、2LDKのマンション、3LDKのマンションと移転して、今の4LDKのマンションに移ってからも早、13年目となりました。この13年を考えても猛スピードで経過した感じです。
(馬頭琴奏者 美炎さんの演奏の様子)
ということで、じっくり、25周年をお祝いしようと、今春ごろから企画を考えていました。そんな中、5月3日(祭)に八王子で、人形浄瑠璃と馬頭琴(馬の頭部の彫り物のついたモンゴルの楽器、モリン・ホール―馬の楽器―とも言う)のコラボで「スーホーの白い馬」が上演されると、SNSで知り、見に行きました。馬頭琴奏者の美炎さんと出会い、馬頭琴を教えて頂く事になり、5月末から練習を開始。約半年間の練習を積んで「天上の風」という曲を演奏することになりました。オフィスのスタッフも驚かせようと、みんなに内緒で朝・晩2回30分ずつ、自宅でも練習していました。馬頭琴は「世界一難しい楽器」と言われていて、2本の弦(外線と内線)があり、3~4か月くらいで、外線(低い音)はなんとか音がうまく出せるようになったのですが、その後から始めた内線(高い音)の方はきれいな音を出すのがとても難しかったです(ギイギイいう音になってしまうことも?!)。通常の楽器とは違い、指の爪の上の部分で、弦を持ち上げて弾き、内線を弾くときに、外線の弦の下から指をくぐらせる時もあるという難しさがあって、練習は難航しました。しかし、みんなに聴いてもらうという目標があったので、努力して続けられたように思います。
20周年記念パーティー以来、ここ数年、ミュージシャンの方たちの演奏をバーやライブハウスなどに聞きに行くことをしてきました(最初は女性一人で、バーなどに入るのも勇気がいりましたが、だんだん平気になりました)が、「自分自身は何も楽器を演奏しない。聞くだけだ」と、気づいて、ちょっと自分もなにか楽器を演奏してみたくなりました。
(アコースティックバンドの「ユズリハ」の演奏)
そして、当日、馬頭琴の初披露を迎えますが、いきなりと言うのでは緊張してしまうので、まずは、アコースティックバンドのユズリハ(息子もこの1員)に演奏していただき、次に、私と美炎さんの合奏で、「天上の風」を弾き、美炎さんに2曲(オリジナルな美しい音色の曲と、「万馬の轟き」というモンゴルの伝統的な曲を演奏していただきました。マイクを通して、美しい音色が響き渡り、幻想的な雰囲気になりました。
(美炎さんと阿部の合奏「天井の風」の様子)
トリには言わずと知れたブルースバンドのSpider Tetsuさん(ボーカルとギター)、金田洋一さん(ベース)、中崎さちさん(ドラム)に、素晴らしい演奏をしていただきました。20周年記念パーティーの時からたいへん、お世話になっているオフィスとのつながりの深いバンドで、折あるごとに春日部まで来ていただいて、演奏していただいています。カフェのようなところに来ていただいたこともあるし、去年の学会の懇親会(春日部ふれあいキューブの広い会場)でも演奏していただきました。このバンドの演奏を聞くと、本当にウキウキするというか、元気が湧き出てきます。
(ブルースバンドのSpider Tetsuさん、金田洋一さん、中崎さちさん)
このように、25周年パーティーは、まるで、音楽フェスティバルのように、さまざまな音楽を楽しみながら、食事し、歓談する会でした。当日のパーティー会場となった春日部西口のララガーデン前にあるAmerican Bar Fanny Gunsさんのお店も、料理の評判がとても良く、雰囲気も抜群、お店の方々も親切で大感激でした。ありがとうございました。
ご参加いただいた皆さんに、お土産に差し上げた、銀座木挽町 よしやさんのどら焼きもおいしくいただきました。20周年の時に作った焼印(あべまりこ♡)は今もお店にちゃんと保管してあり、注文すると、それを押した、どら焼きが届きます。可愛いサイズのどら焼きです。
25周年を節目としまして、より一層、皆様のお役に立てる相談室として成長していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。そして、皆様、良いお年をお迎えくださいますように。