臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第35回(2006.6.6)

本日、オフィスに7名のお客さんが見えました。阿部の出身大学の心理学科2年生です。やはり、同じ大学で学んでいる学生さんだと思うと、思いもひとしおで、授業の一環として、現場で仕事をしている先輩の話を聞くということで見えたのですが、熱を込めて話している自分に気づきました。

 「大学2年の時は、本当に何にも将来のこととか考えてなかったよな。」とか自分の過去の姿を思い出しましたが、今回来られた学生さんは大学2年生とは思えないほど、大人びてしっかりしているように見えました。将来どうしようかということも考えておられ、臨床心理士の就職状況や、生活状況などにも質問が及びました。

 後で、一緒に話をした、臨床心理士の斯波先生(通称シバリョウ)や、インテーカーの東力(トウリキ)彩子さん、事務の河野敬子さんも言ってましたが、本当にみなさん大学4年生と言っても通用するくらいの、シッカリ度で、びっくりしました。

 このホームページを作ってくださっている黒田尚さん(通称クロヒサ)も、阿部の出身大学の心理学科出で、大学4年の時に、前の前のオフィスに卒業論文の関係で尋ねてこられたので、その時のことも、すごく懐かしいです。

 阿部は昔、開業の「カ」の字もない、つらい修業時代に、不思議な夢(夜の夢)を見ました。マンションの一室に置かれた会議用机に後輩の若い女性と一緒に座って、「私が若い頃はね・・・」とカウンセラーとしての自分の体験談を話しているという夢です。

 今その夢がまさに実現していることを実感して不思議な気持ちです。将来の夢を持つことも重要ですが、夜の夢の方がいち早く自分の願望を告知しているということもあるのではないでしょうか?あるいは、それが自己暗示として働いて、実現していく。

後輩の皆さん、我々のオフィスを尋ねてくださって、ありがとうございました。また、是非、遊びに来てください!!