臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第190回(2021.2.14)💓「バレンタインデーに寄せて」💓

今日の日曜日はバレンタインデーですね。

オフィス恒例の、「チョコレートフォンデュー」をしようと思い、阿部は板チョコ4枚、牛乳、食パン、ウエハースなどを買ってきました。事務のKさんも、マシュマロやその他いろいろなものを買ってもってきてくださいました。イチゴやキウイなんかのフルーツも、チョコレートに付けて食べると絶品!

 今は感染対策も大事なので、それぞれの器にチョコレートを分けて、これらをつけて食べます!チョコレートは小さなころから好きで、よく母親にねだって買って来てもらいました。チョコレートを食べると、元気が出ると言うか。チョコレートという発音も幼児のときはうまくできず、「テテコート」とか「チョチョレート」とか言っていたと母親が面白そうに言っていたことを思い出します。コロナ禍の中、感染対策を十分にしながら、ちょっとした行事で気分を盛り上げていくことも、とても大事ですよね。鬱っぽくならないストレス解消の工夫が必要と思います。

 

 

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 ところで、昨日は大宮の仕事が終わった後、ララガーデンで「ファーストラブ」という映画を久しぶりに見ました。「混んでいたらやめよう!」と思って行ったのですが、広い映写室内に10名ほどの方が、バラけて座っていて、密にならず、安心して楽しめました。

第159回直木賞を受賞した島本理生の同名のサスペンス小説を堤幸彦監督のもとに映画化された作品とのこと。

 女子大生 聖山環菜が自分の父親を殺害したという事件について、北川景子扮する公認心理師 真壁由紀と、中村倫也の扮する弁護士 庵野迦葉が協力して事件の背景を解明していくというストーリーです。女子大生の生育史にまつわる心の問題が解き明かされていく過程で、公認心理師の真壁由紀の過去に由来する問題も浮き彫りにされていきます。

 窪塚洋介演ずる真壁由紀の夫(真壁我聞)役がとても良い味を出していました。愛着障害などの方が癒されるには広く大きな愛に包まれることが重要なんだなと改めて思いました。

 

 ちなみに、公認心理師は2018年に日本で初めて法制化された心理職の国家資格で、所長の阿部をはじめとして、オフィスでも取得しているものが多数います。30年以上の歴史を持つ臨床心理士が現在、この資格試験取得を目指しているところです。