臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第212回(2023.2.13)「さまざまなご縁に恵まれて!!」

12月に久々に学会に、仕事が終わってから連日参加。そこでいろいろな方にお会いして、ご縁が広がっていきました!!

 

 まずは「修復的対話トーキングサークル」との出会い。一般の人とセラピストなどの専門職が円形に並べられた椅子に座って、対話を代わる代わるしていく会です。セラピストも自分の困っている問題などを話します。みんなはひたすら批判などせずに傾聴します。トーキングピースというぬいぐるみや、石などの物を持っている人だけが話をする権利を与えられます。しかし、たとえ、トーキングピースが回ってきても、しゃべることがなければ、パスしてしゃべらなくても大丈夫。守られた温かい雰囲気の中での話し合いで、本当に癒されます。

 

1月7日(土)14時~20時に、足立区生涯学習センターで開かれたその研修会に参加し、1部はアメリカやノルウェーで、この方法を学校で実践している教師たちのお話を同時中継でお聞きし、軽い夕食をはさんで、Ⅱ部は実際の体験をしてみました。6―7名のサークルが6-7個できていたでしょうか。一つのサークルはTBSの取材を受けて、囲いの中で、撮影されていました。それぞれのサークルで対話が始まりましたが、危険がないように制約はあるものの、何を話しても大丈夫な雰囲気で、素直に楽しく対話がはずみました。終わった後はすがすがしい、なんとも言えない解放感がありました。

 それで、また、1月27日に、スクールカウンセラーが休みの木曜日だったので、女性対象で、月末木曜日13時半から16時に越谷市民活動支援センター(駅前1分です)で開催されている修復的対話の会に再度、参加させていただきました。今回は一つのサークルでしたが、とても良い雰囲気で楽しく参加できました。皆さんも、ご参加されてみませんか?問い合わせは阿部真里子まで、どうぞ。

 

 オフィスが後援している香取神社の音楽催事オトダマの杜に出演してくださる方はいらっしゃらないかなーと思っていたら、学会で知り合いになった、ランベール・甲斐・あきよさんというライアー奏者(フランス国家登録音楽療法士・公認心理師)の方が演奏くださるとのこと。とても楽しみにしています。過去は、私の馬頭琴の師匠の美炎先生に馬頭琴演奏で出演して頂き、高校時代の友人の姪御さん夫婦のアルパ(パラグアイのハープ)を演奏していただきました。



 こんなふうにご縁がつながって行くものだなと、面白く思っています。困難はいろいろありますが、調子のいいとき、偶然の一致などで、自然といろいろ自分にとって、必要なものが引き寄せられて来ることもありますね。