オフィス近くの路地裏の御宅に梅の花が咲いて、「確実に春が近づいているなあ」と思います。ポカポカした陽気の日も増えてきました。
<接骨院通い>
さて、2月もあっという間に過ぎてしまいました。気づいたら27日で明日で終わり。
1月の気まぐれナビで書いた「中指の靭帯を傷めた」のもまだ完治しておらず、歩いて3-4分の接骨院にオフィスの仕事の空いた時間に通い、電気の治療を受けています。そこで飼われているシーズ犬の兄弟(モカ・ココア)を見るのも楽しみです。時折近くに、寄ってくると、撫でています。小中学生~大学生のころ、実家でプードルを飼っていたことを思い出します。そのプードルは母に懐いていて、母にべったりしていて、こちらには愛想よくなかった(プードルがよく私に怒って噛みついていました!)のですが、犬は生まれた頃から家にいたので好きです(今は馬の方が好きかな?)。プードルの前にもスピッツ、コリーなど飼っていました。幼稚園のころ、スピッツがフェラリアで亡くなって、獣医さんが夜、薄暗い中で遺体を木箱に入れて運んで行こうとした時に、窓から見ていたのを思い出します。
<オフィス研究会>
さて、2月・3月は心理の専門家向けの研究会をオフィスで主催しています。オフィスでよく阿部が使っている治療法の「自律訓練法」(シュルツというドイツの精神科医が開発したリラクセーション法)の、オフィス顧問の河野良和先生が工夫されたやり方(河野式・KAT)を専門家のみなさんにお伝えしようとしています。
阿部以外のオフィススタッフも全員、この療法をマスターしてもらおうと思っています。通常の自律訓練法は修得に6週間以上はかかるのですが、KATはその日から、ある程度、トランス(リラクセーションの深い状態です)に入れるので、来談者さんに負担が少なく、また、効果も早く出てきます。家でも練習してもらうので、なおさら、クライアントさん自身が感情コントロールを身に付けてられます。2015年の日体大での日本催眠医学心理学会の大会でも、スポーツ選手に、自律訓練法の後、競技のイメージトレーニングを行っている先生方が学会発表されていました。
オフィスではスポーツ選手も来られることはたまにはありますが、日常生活で、子どもなら学校に行けない(不登校)とか、大人なら、会社に行けない(出社拒否)などの他、「あがり・緊張・対人恐怖」はもちろん、「パニック障害」で「電車に乗れない」、「飛行機に乗れない」、「仕事での作業に支障が出る」などのご相談に応じています。クライアントさんが自分でこのやり方を身に付けて、問題解決をされていくので、その後の人生で何か困ったことがあった時に、一生涯、応用がきく療法です。基本は「また、電車に乗ったらパニック発作が起きるのではないか」という望ましくない「自己暗示」を、「普通にリラックスして電車に乗れる」という「自己暗示」に変えていく方法です。
知らず知らずのうちに、自分にとって不都合な自己暗示を唱えてしまい、それが、さまざまな症状や、困った問題になってしまっていると考えられるので、この文を読んでくださっている皆様も理想的な自己暗示を唱え、自分にとって望みの、理想の人生を手に入れませんか?
<変わったコンサート>
2月21日(木)夜は、仕事の後、紀尾井町サロンホールで行われた、変わった演奏会に行きました。アイルランドに頻繁に行き、フィールド研究で妖精の研究をされている日本で唯一のFairy Doctorの高畑吉男さんが民謡を語られ、バクパイプ、中世ハープ、角笛、アコーディオンなどのたくさんの楽器の演奏者とコラボされていました。1人1人、観客に配られたハーブを丸く盛られた土に刺して、飾り、香りを楽しみながら、語りや音楽を楽しみました。ローズマリーの香がなんとも言えない良い香でした。満席で女性が圧倒的に多かったです。最後は「スカボローフェア」も演奏され、昔、サイモンとガーファンクルが歌っているのをよく聞いていたことを思いだしました。座席をみんなで立って手を繋ぎ、ホールの中を音楽に合わせて歩きまわり、楽しいひと時を過ごしました。
<翔んで埼玉>
2月24日(日)にはララガーデンのユナイテッドシネマで、「翔んで埼玉」という映画を観ました。埼玉、春日部に住んで約40年になるので、春日部に愛着もあり、「春日部」という文言が出て、デイスられるたびに、映画館じゅうの人が大爆笑していました。いつもは空いていることも多いのに、大勢の人が見に来られていました!!
どんな人間にも「差別意識」はあるもので、逆に「特権意識」もあり、同じ人間なのに、相手や自分をランク付けしてしまうのですね。漫画が原作の映画ですが、深いことまでいろいろ考えさせられました。