臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第226回(2024.4.12.)「春になりました!桜も満開!!」

皆さん、春がやってきましたね。桜の季節、いかがお過ごしですか?

 

私はこの3月下旬から4月初旬まで、結構、楽しんで過ごすことができました。日頃のストレスを解消しようと、あちこち、出かけました。前回、3月19日―20日(祝)で埼玉県の飯能市というところにある「ムーミンバレーパーク」に一泊で旅行に行ったことはここで、書きましたね。


4月4-5日は6年ぶりに、河口湖から少し行ったところにある、鳴沢村の「パディーフィールド」という牧場に馬に乗りに行きました。林や草原、山などで馬に乗ることを「外乗」と言いますが、まさにそのための旅行で、10年ほど前から仲良くしていただいている、馬友人のMさんと一緒に牧場で一泊し2日間、外乗を楽しみました。今までに、大分の湯布院や北海道 恵庭でもMさんとは外乗していますし、鳴沢村は4-5回は来ていると思います。ここはアメリカ人の方の経営する牧場で、すべて家具や内装などはウエスタンスタイルです。いつもワクワクしてお泊りします。そして、近くにある「ゆらり」という日帰り温泉で食事や入浴をして、ゆっくりします。9時15分のバスタ新宿を出発したバスが11時に河口湖に着いて、駅前のほうとう屋さんでほうとうを食べ、牧場からのお迎えが来るのを待ちました。河口湖周辺は外国人の方でいっぱいでした。日本人の方が少ない感じ。ほうとうを食べている外国の方も多かったです。熱々の鉄鍋に入れてくるので、「熱いので、気を付けてください!!」と持ってくる人が叫びながら、各テーブルに持ってきます。本当に熱いのでなかなか最初は食べるのに苦労しました。美味しかったです。


牧場からお迎えで、パディーフィールドへ。着いたら、休む間もなく、すぐに乗馬服に着替えて、馬場での15分くらいのレッスン(経験者なので、30分のところを短くしました)の後で、1時間の外乗のため、牧場のすぐ前を走っている道路を馬に乗って横断します。ものすごいスピードで走ってくる車が多く、いつもちゃんと、止まってくれるかな?と心配しますが、スタッフの方が両手を広げて車を止めて、向う側にある、雑木林の中へ通じる道にインストラクターが先頭で行き、誘導してもらいます。


馬はインストラクターが「フロスティー」、その後をⅯさんが「スムーザー」、最後は私の「ルパン」が列になって、乗っていきました。渡ると、いきなり、舗装されていない砂利道で、急な下り坂になるので、「身体を起して乗ってください」と言われます。前に倒れていると、転げ落ちてしまう危険性があるからです。その後はアップダウンを繰り返し、馬と共に、狭い道を通り抜けたり、深い樹海の中(「考え直すように」とメッセージの書かれた看板があります)を行ったり、富士山の見える広場で写真を撮ったりするのですが、今回は、曇っていたり、霧雨状態で、視界が悪く、2日間とも全く富士山は見えませんでした。今までが最高だったのかもしれません。必ずと言うほど、富士山をバックに写真が撮れていました。


 乗馬を終えると、近くの「ゆらり」という温泉施設にスタッフの方に送ってもらいました。ここは広くてきれいな温泉施設で気に入っています。露天風呂がいくつもあって、ここも晴れているときは富士山を見ながら、お湯に浸かれます。食事処もあり、ゆっくりできます。


 夕食とお風呂を済ませ、また、牧場スタッフの方に牧場に送っていただき、部屋でテレビを見ながら、ゆっくりと過ごしていると、居眠りが出て、すぐに床に横になりました。ウエスタン調の部屋で、楽しめます。


 翌日は2時間の長い外乗のはずが、霧が深いので、近場でということで、1時間で、昨日と同じコースということになり、馬はインストラクターは「オレオ」、Mさんはフロスティー、私は「ミス・ピギー」でした。早めに、昨日の温泉ゆらりに行って、お昼ご飯をいただくことになりました。もちろん、温泉も堪能しました。

 河口湖駅まで戻り、お土産を買って、バスを待ち、3時過ぎのバスに乗って、5時にはバスタ新宿に着きました。とても充実した2日間でした。

 それほど乗馬の経験のない方でも大丈夫なので、是非、いらっしゃって見てはいかがでしょうか?