臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第213回(2023.3.6.)「楽しいこと満載!!」

 2月23日(祭)に、友人とシルクドソレイユの「アレグリア」を見に行きました。

会場に向かう途中、ガンダムの大きな模型があって、その大きさに思わずビックリ!!カメラで撮りました。下に人が写っているので、大きさがわかると思います。

 

<お台場のガンダム>

 

シルクドソレイユはとても素晴らしい舞台でしたね。12月に参加した某学会でシルクドソレイユに10年所属していらした日本人、宮 海彦さんのお話を伺い、その後、著書も拝読した後で、実際に舞台を見ると、また、感動ひとしおでした。国籍の違う集団で文化や風習、言語も違うのに、リスクを伴う演技をみんなで息を合わせて実現していく事の、難しさやすばらしさを、この目で見て実感しました。

圧巻は、何と言っても、「空中ブランコ」でした。公演中は写真撮影禁止でしたので、フィナーレの様子と誰も写っていないブランコのみの撮影ですが、一方の女性が空中ブランコに両手でぶら下がり、空中を滑空し、横に1回転し、こちら側で両脚を引っ掻けてブランコにぶら下がって、逆向きで伸ばしている筋骨隆々の男性の手に、見事に捕まって、また、自分のブランコに戻り、元いたところに戻っていくのは、まさに「神業」としか言いようがありませんでした。一瞬のタイミングのズレで、下のネットに落ちてしまう危険があります。その他、美しい衣装で、音楽に合わせて踊っている様子も、うっとりしました。サーカスの定番のピエロさんたちも、日本語で数を数えたり、日本語で「受ける?」と言ったりでサービス満点!いろいろな苦労や努力の末に、この素晴らしい舞台があるのですね。

 


<シルクドソレイユのフィナーレ>


<最後の挨拶>


<空中ブランコ>

 


<約2年ぶりに、乗馬を再開>

 

 ほぼ2年前に、落馬して骨折後、一旦復帰して見たら、背中のひどい痛みが発生し、1年間、接骨院に通って、やっと、この1月から乗馬に復帰。今度はいきなり頑張って、また、背中が痛くならないように、1番下のクラスからレッスンを始めました。そしたら、3日前に乗馬を始めたという方と一緒になり、とてもキラキラして輝いた良い笑顔で、こちらもなんだか一緒に乗っていて、昔、乗馬を始めた頃のワクワク感が蘇ってきて、楽しくなりました。今回は無理をしないで、リハビリのつもりで少しずつ、また、元に戻ろうと思いました。

何事もそうなのかもしれません。「無理をしないで、少しずつ」というのが、心身の回復の鉄則だと思います。無理をすると、かえって心身を損なってしまう事もあります。


<ベヒシュタイン・ピアノカフェでのスミスとミイのライブ>

 

 「ベヒシュタイン」という一流と言われる響きを生み出すと言われているピアノが置いてあるカフェ(東京・御成門徒歩2分)で、いつも仲良くしていただいている音楽ユニットの「スミスとミイ」がライブをするということで、友人と聴きに行きました。ドビュッシーが「ピアノ音楽はベヒシュタインのためだけに書かれるべきだ」と言ったと言われるほど、心地よい柔らかいピアノの響きで、耳にすっとなじむと言うか、雑味がないワインのような芳醇な音響でした。そこでの食事もドイツの黒ビールも美味しく、ソーセージもアツアツで提供され、とても楽しい一時でした。「すずめの戸締り」の主題曲も二人のとても美しいハーモニーで、息継ぎ音もしっかり出ていて、スミスさんのギターともマッチしていました。ありがとうございました。お疲れ様でした!!

この帰りに、ふと夜空を眺めると、東京タワーが綺麗にライトアップされて浮かんでいました。まるで、クリスマスカラーのようですが、今は3月ですね(笑い)。しばし、見とれてしまいました!!友人よると、金曜日とか土曜日にライトアップされるそうです。東京の三田方面に行ったら、眺めてみてください!!

 

<ライトアップされた東京タワー、2023.3.4>

第212回(2023.2.13)「さまざまなご縁に恵まれて!!」

12月に久々に学会に、仕事が終わってから連日参加。そこでいろいろな方にお会いして、ご縁が広がっていきました!!

 

 まずは「修復的対話トーキングサークル」との出会い。一般の人とセラピストなどの専門職が円形に並べられた椅子に座って、対話を代わる代わるしていく会です。セラピストも自分の困っている問題などを話します。みんなはひたすら批判などせずに傾聴します。トーキングピースというぬいぐるみや、石などの物を持っている人だけが話をする権利を与えられます。しかし、たとえ、トーキングピースが回ってきても、しゃべることがなければ、パスしてしゃべらなくても大丈夫。守られた温かい雰囲気の中での話し合いで、本当に癒されます。

 

1月7日(土)14時~20時に、足立区生涯学習センターで開かれたその研修会に参加し、1部はアメリカやノルウェーで、この方法を学校で実践している教師たちのお話を同時中継でお聞きし、軽い夕食をはさんで、Ⅱ部は実際の体験をしてみました。6―7名のサークルが6-7個できていたでしょうか。一つのサークルはTBSの取材を受けて、囲いの中で、撮影されていました。それぞれのサークルで対話が始まりましたが、危険がないように制約はあるものの、何を話しても大丈夫な雰囲気で、素直に楽しく対話がはずみました。終わった後はすがすがしい、なんとも言えない解放感がありました。

 それで、また、1月27日に、スクールカウンセラーが休みの木曜日だったので、女性対象で、月末木曜日13時半から16時に越谷市民活動支援センター(駅前1分です)で開催されている修復的対話の会に再度、参加させていただきました。今回は一つのサークルでしたが、とても良い雰囲気で楽しく参加できました。皆さんも、ご参加されてみませんか?問い合わせは阿部真里子まで、どうぞ。

 

 オフィスが後援している香取神社の音楽催事オトダマの杜に出演してくださる方はいらっしゃらないかなーと思っていたら、学会で知り合いになった、ランベール・甲斐・あきよさんというライアー奏者(フランス国家登録音楽療法士・公認心理師)の方が演奏くださるとのこと。とても楽しみにしています。過去は、私の馬頭琴の師匠の美炎先生に馬頭琴演奏で出演して頂き、高校時代の友人の姪御さん夫婦のアルパ(パラグアイのハープ)を演奏していただきました。



 こんなふうにご縁がつながって行くものだなと、面白く思っています。困難はいろいろありますが、調子のいいとき、偶然の一致などで、自然といろいろ自分にとって、必要なものが引き寄せられて来ることもありますね。

第211回(2023.1.11.)「本年もよろしくお願いいたします。」

皆様、今年のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?

コロナ禍が始まって以来の行動制限なしのお正月ということで、初詣や新年会などに、いらっしゃった方も多かったのではないでしょうか。



 私も元旦は朝早く起きて、富士山頂にご来光が輝く様子をテレビで流していたので、「ダイアモンド富士」を撮影しました。まるで、ダイアモンドのように、キラキラ輝いて見えました。午後は、家族と共に、お節やその他のご馳走で、お祝いをし、久しぶりにゆっくりした時間を過ごしました。



2日には高校時代からの友人と日比谷の帝国ホテルで、ランチをして過ごしました。また、5日には初詣に、御徒町の徳大寺(摩利支天)さんに伺ったりしました。こうやって、いつもと変わらない時間が過ごせることがとても幸せで、大切なことなのだなと、コロナ禍を経て、より実感します。この3年は我慢の連続の期間でしたが、何でもないことを大事なことと実感させてもらえたことは「貴重な体験」だったのかなと思います。

ウクライナの戦争もまだ終わっておらず、今後もどうなっていくのか不安な社会情勢ですが、1日、1日を噛みしめ、味わって生活して行けたらと思います。

アマゾン奥地に「ピダハン族」という800人くらいの民族がいて、「過去」も「未来」も表す言葉がなく、「右」も「左」も「数字」もないとのこと。ただ、今日1日を生きる。魚を自分たちが食べる分だけしか捕らず、保存もしないとのことで、「世界で一番幸せな民族」とのこと。もちろん、うつ病も精神障害もなければ、精神科医や心療内科も必要ないとのこと。宣教師がキリスト教の布教に行ったけれども、その生活の様子を見て、こんな幸せな民族には布教は必要ないとのことで、その人は宣教師を辞めて、その仲間に加わったとのことで、そのことについて書いた書籍がみすず書房から出ており、思わず買ってしまいました。

マインドフルネスで言う「いまーここ」に意図せずに、意識が向いており、過去への後悔や未来への不安も感じずに、現在の楽しさを実感しながら生きていると思われます。数字もないので、人との比較で落ち込んだりすることもなく、お金もないので、貧富の差も感じないことになります。自然の中で生き、自然の中で死んでいく。

なかなか、現代人がそれを真似しようとしても、難しい面があると思いますが、ちょっと、その民族のことに思いを馳せると、今悩んでいることがなんだかばかばかしく感じられるかもしれません。文明は我々人類に恩恵ももたらしましたが、深い葛藤や悩みを作り出した面もあるのではないかと考えさせられました。

 

第210回 「年の瀬を迎えています」 (2022.12.20.)

 この1年、皆様はどんな年を過ごされましたか?

この3年間、コロナの影響で、動きの少ない年月だったかなと思います。

 

私も今年、3年ぶりにしたことが多かったと思います。遠出の旅行(大阪・淡路島)。

約3年ぶりに対面の学会に12月10‐11日に東京文京区の大学の学会会場に行きました。

やはり、オンラインではなく、人と対面することの重要さをひしひしと感じました。

シルクドソレイユに10年間在籍されていたパフォーマーの宮海彦さんの、お話が学会で聞けたことも嬉しかったです。海外での移住経験が半端なく、また、「身体の使い方」に精通されており、すばらしいお話でした。


<本郷の美味しい焼き鳥屋さん>

 

 

以前、オフィスに勤務されていたN先生と、学会が終わってから東京 本郷の焼き鳥屋さんに。話がはずみ、とても楽しかったです!!

 


14日にはお酉さまで熊手の飾りをオフィス用にいただきました。今年はワンちゃんのついたものです。(去年はネコちゃん)

 

 今年の私の誕生日、前日には友人に銀座のイタリアンでお祝いしてもらいました。


<銀座のイタリアンレストランのケーキ>

<プレゼントの一部・羊ちゃんひざ掛け>


<馬の置物>



翌日の誕生日当日は、大宮のB+というライブハウスでスミスとミイの企画した忘年会に出て、また、いろいろな方とお話ししました。馬頭琴演奏も1曲、スミスとミイの間に挟まって「アメージンググレース」を演奏させていただきました。演奏まではソフトドリンクで我慢し、終わったらお酒解禁!!余計にお酒が美味しかったですね。


<スミスとミイ & マリリン>

 

 会場の皆さんが「マリリンおめでとう!!」と唱和してくださったり、ハッピーバースデイを歌ってくださったり、ミイちゃんのお嬢様手作りのケーキを用意してくださって、嬉しかったです。皆さん、ありがとうございました。


<手作りケーキ:ホール>


<ケーキのピース>

 

 今年も、オフィスにたくさんのご利用者様をお迎えすることができ、たいへん感謝しています。ありがとうございました。とろ☆りんチャンネルYouTubeの「とろ☆りん チャンネル」(https://youtube.com/channel/UCVbUwCabml-OaR9TBbzHNxg)にオフィスのご案内を載せていただいたことも、とても良い思い出になりました。前回、ご案内したときはまだ、アップされていませんでしたが、今は見られるので、是非、ご覧ください。

 

 それでは良いお年をお迎えください。皆様にとって、良い1年になりますように!!

 

第209回(2022.11.4.)「公園のイチョウも色づき、秋めいてきましね!」

 

 10月は忙しくて、気まぐれナビを更新できませんでした。申し訳ありません。

9月30日(金)に阿部真里子臨床心理オフィスに春日部のゆるキャラ「とろ☆りん」が来てくれました!

 


まだ、アップされていないようですが、もう少ししたら、その様子がアップされるのではないでしょうか。春日部のお店の魅力を伝える活動をしておられるNPO法人 藤源郷という団体の方たち5人ほど(代表の方、とろ☆りん、司会者二人、カメラマンさん)がいらしてオフィスがどんな所かをインタヴューして、YouTubeの「とろ☆りん チャンネル」(https://youtube.com/channel/UCVbUwCabml-OaR9TBbzHNxg)で宣伝してくださるとのこと。オフィスの歴史や、カウンセリングのことなど、詳しくお話ししました。

 オフィスのマンション隣の1階にある文房具屋さんの「ペンヤさん」や、向かいの「MAZミュージック・スクール」や、近くの「花勘さん」(お花屋さん)や「ボーダーカフェ」にも「とろ☆りん」がやって来たそうで、ミュージック・スクールでは「とろ☆りん」が「ドラム演奏」を体験していました。そこで、オフィスでは「箱庭療法」体験を「とろ☆りん」に代わって司会者の「モモ」さんと「やぎゅーっち」にしていただきました。アップされる日を首を長~くして待っています。アップされたら、皆さんも是非、ご覧くださいネ!!

 

10月15(土)~17日(月)は大阪・淡路島に3年ぶりの旅行に行ってきました!全国旅行支援も予約してあったので、バッチリ、使えました!!前の旅行が2019年10月に、北海道に外乗(乗馬)に行ったきりですから、だいぶ空いていますよね。ちょうど、3年ぶり。

 

新越谷のリムジンバスで、羽田空港まで行って、伊丹空港まで搭乗しました。ずいぶん飛行機に乗っていないので、保安検査など、コロナもあるし、どうなっているかな?と思い、ずいぶん、早めに行きました。乗ってしまえば、早いのですが、飛行機の場合、道路が混んだらどうしようというのと、この保安検査などの時間が読めないので、厄介ですよね。

 

チェックインも自動チェックイン機で行うし、荷物のカバンを預けるのも機械です。カバンに付ける識別票が自動的に印刷されて出てきて、それをカバンに自分で付けます。少々、戸惑いながら、グランドのCAさんに手伝ってもらいつつ済ませて、保安検査場へ。靴まで脱いで検査されている方(厚底ブーツ)もいました。丁寧に検査しているようで、X線検査で荷物をはねられ、再度、中を調べられている方もいました。羽田―伊丹間の搭乗時間は1時間ですが、飛行機に乗ったら、正味飛んでいる時間は30分くらいだったような感じで、あっという間に伊丹空港に着きました。伊丹空港から車で15分のところに住まれている友人のOさんに自動車で迎えに来ていただいて、伊丹のホールへ。その前にブリュワリーレストラン「白雪」で昼食を取りました。ステーキランチで豪勢でしたね。

 





 

ホールまで歩いて行く途中で、白雪の酒造会社のお酒の蔵を資料館として、公開しているのを見たので、入ってみましたら、大きな酒樽や、お酒を絞るのに使った道具などの展示があり、とても面白かったです。何度もお米を蒸しては広げて冷まし、発酵させ、あんなにも、お酒を造るのが時間のかかる大変な作業なのだということがよくわかりました。


<酒蔵跡の資料館>


<酒樽>


<釜や酒米を入れる桶>


<お酒を絞る装置です>

 

伊丹のアイフォニックス・ホールは素晴らしいホールでした。私が馬頭琴を習っている師匠の美炎先生(馬頭琴)と、アルパの池山由香さん、ハープの中村愛さん の3人で奏でるコンサートで、それぞれの楽器をどんな楽器か説明もあり、ソロだったり、ペアだったり、全員で弾いたりで最後まで全く飽きませんでした。


<伊丹市愛フォニックス・ホール外観>


 

<伊丹市のアイフォニックス・ホール:練習風景>


 いつもながらの、馬に関連した美炎先生のオリジナル曲もたくさん聴けて、また、アルパやハープでの「ニュー・シネマパラダイス」や「リトルマーメイド」の演奏が印象に残りました。

 

 友人のOさんの豊中の家に少し寄って、一休みし、ギリギリに私のスマホに届いた旅行会社からの旅行支援の書類をプリントアウトして、夕食は豊中の「うえの」という料亭にご案内いただいて、15日の夜は大阪のできたばかりの阪急レスパイアホテルに泊まりました。翌朝は早朝の淡路島行きの高速バスに乗り、淡路島へ。2時間半ほど時間がかかりました。淡路島は瀬戸内海に浮かぶ縦長の島で、神戸の明石海峡の橋で本州とつながっており、向うは鳴門海峡の橋で四国鳴門市とつながっているということを知りました。青い海と青い空に白い巨大な橋の上を高速で走って淡路島へ。今まで、八丈島、佐渡が島、屋久島に行ったことがありますが、陸続きの島に行くのは初めてで、面白く思いました。洲本のバスセンターに着いて、レンタカーを借り、お昼も近いので、イングランドの丘というテーマパークに寄って、生しらす丼をいただきました。最高に新鮮で美味しかったですね。


<淡路島に向かう高速バスです>

 



<イングランドの丘の可愛い植え込み!>


<生シラス丼。超新鮮!!>

 

その後、グランシャリオ北斗七星135°というホテルに向かいました。ここは、1棟1棟のコテージのような建物が部屋になっており、ベランダに出ると、外が見渡せて、とても静かに過ごせます。室内の調度や飾ってある絵なども可愛らしいものが多く、心が和みました。天窓からは日が差しており、夜は星も見えました。ウエルカム・フルーツのプレゼントや冷蔵庫の中身も自由に飲んで良いとのことでした。お風呂は香りのいい檜(ひのき)風呂でした。


<ウエルカムドリンクを頂いたロビーの様子>

 


<グランシャリオ北斗七星135°>

 

 



<お部屋が一棟、一棟独立。静かに過ごせます。>


<部屋の中>


<天窓>


<お部屋のベランダからの景色>


<室内の小物、ゴミ箱>


<室内の小物入れ>






<ハロウィーンが近かったので・・・>

夕食前に、ホテルに隣接するテーマパークの「ニジゲンノモリ」で、ゴジラのアトラクションを体験。ゴジラと一緒に写真撮影したり、動画にしてもらったりしました。お土産などを買っているうちに、夕食の時間になったので、ホテルのスタッフにバンで迎えに来ていただきました。



 

 

食堂は別棟に食べに行きます。地産地消の野菜(玉ねぎが特に有名)や、お魚、お肉を使った料理に舌鼓を打ちました。翌朝もたくさんのふんだんな料理が出て、お腹いっぱいになりました。Oさんとは友人25周年ということで、夕食の席でフルーツの盛り合わせと、ヴァイオリン演奏でお祝いしてもらいました。のんびりした時間を過ごすことが出来ました。



<美味しい淡路ビーフのしゃぶしゃぶ>


<お祝いのフルーツ盛り合わせ>



<朝食風景>

 

帰りは洲本でレンタカーを返して、バスセンターから神戸の三宮までバスで行き、そこからリムジンバスで伊丹空港へ。伊丹から羽田、新越谷まで高速バスで、電車で春日部まで帰ってきました。久々の素晴らしい旅でした!!ホテルの方、現地の方、旅行会社の方に感謝、感謝!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第208回(2022.9.7.)「夕暮れ時はずいぶん涼しい風が吹き、秋の訪れはそこまで来ているようですね!」

 夏休みが終わり、2学期が始まり、みなさん慌ただしい毎日を過ごされているものと思います。このようなとき、ゆっくり、リハビリ期間を経て、もとの生活に戻るのが心身ともに重要ですね。

 

 先日、「異動辞令は音楽隊!」という阿部寛主演の映画を見に行きました。阿部寛扮する、30年のキャリアを持つ鬼刑事が部下へのパワハラや、犯罪捜査のルールなどを型破りに破り、上司への態度も悪く、異動を命じられますが、その異動先が警察音楽隊だったということで、「こんな場所は自分のいるところではない。早く元の刑事に戻りたい」と嘆き、全く練習にも身入らない毎日が続きます。楽器のパートは、子ども時代にお祭りで和太鼓を叩いた経歴から、パーカッションになります。最初は演奏がうまくいかず、パーカッションをひっかけて倒してしまう始末ですが、そのうち、この警察音楽隊を応援し、毎回楽しみに見に来てくれる高齢の女性がいることを知り、その女性から声をかけてもらい励まされます。また、あるときは、高校生の娘と仲たがいしていたのですが、練習に訪れたスタジオでバッタリ、鉢合わせし、そのバンドメンバーと楽しくセッションをして、パーカッションの演奏が楽しくなり、やる気が出てきます。最後にはパワハラで訴えた後輩をも笑顔で許し、コンサート会場での演奏に向かいます。



皆さんも、人生で、自分の意志とは関係なく、理不尽なことに遭遇することもあるかもしれませんが、それは運命の皆さんへの問いかけみたいなもので、この現実をどうとらえて、最善を尽くしていくか(レジリエンスともいいます)が求められているのかもしれません。環境は選べませんが、その事態にどう取り組むか、自分の態度は選べるのではないでしょうか。

ドイツの強制収容所に収監された経験を持ち、家族もそこで失った精神科医のV,フランクルも「態度価値」ということを言っており、選べない運命であっても、自分の態度は選ぶことはできると言っています。しかし、現実に立ち向かっても、1人ではうまくいかないこともあるはず。そんなとき、カウンセリングを利用されてみるのはいかがでしょうか?カウンセリングに来られた人の持つ潜在的な能力を引き出し、自分自身で問題解決に至るようお手伝いさせていただくのが我々の使命であると思っています。

 

ちょっと難しい話になりましたが、先日は、クライエントさん(利用者さん)と沖縄料理の話になり、島ラッキョの味がエシャロットに似ていて美味しいと。私も島ラッキョ、エシャロットどちらも大好きなので、とても話が盛り上がり、ワクワクし、2人とも笑顔になりました。こんなふうに、「カウンセリング」と言っても、一見、「雑談」のようなものの中から、大切なことが見つかったりもするので、どのようなお話でも大事に聞くようにしています。私の師匠の一人、「精神療法の神様」と言われる神田橋條治先生も「雑談療法」を最近では提唱されているとか。映画のお話、本のお話、漫画やテレビ、音楽の話など、いろんなことを自由にお話しください。その中から「宝石」のような大事なものが見つかりますよ!

 

らっきょうのイラスト