臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第220回(2023.10.16.)「まだまだ暑かったり、急に寒くなったり、気温が安定しませんね」

10月最初はイベント続きでたいへんでした。

池袋の大きな心療内科の31周年記念パーティーに呼ばれて、帝国ホテルの孔雀の間に。

盛大で素晴らしかったです。うちのオフィスも31周年パーティーをやったばかりなので、

とても感慨深かったです。同じ年月を、このような精神医療の分野で続けてやってきたこと。

勿論、規模は全然違いますが、誇らしく思いました。

 



 劇団四季の「アナと雪の女王」。評判が良いので、一度観てみたいと思っていたら、ちょうど祝日の10月9日に、チケットが取れ、高校時代からの友人を誘って観に行きました。

新橋からでている「ゆりかもめ」で竹芝という駅で降りて少し歩くと、劇団四季の劇場がありますが、まずはランチで、BERTH ONEという海の河口付近で、船が行きかう姿を見ながら食事のできるレストランに行きました。イタリアンで、イカの前菜も美味しかったし、メインの肉料理もとても、お味が良かったです。12時半から劇団四季が始まるので、11時に予約して、早めのランチにしました。途中、間に合うかしらと不安になり、お店の人に相談したら、早めに料理を出してくださって、助かりました。






私はディズニーのアニメの「アナと雪の女王」がお気に入りのアニメで、ⅡもⅢも観に行きました。それが、劇団四季によって舞台化されると、どんな演出になるのか、興味津々でしたが、プロジェクションマッピングを駆使し、壮大な「雪と氷の世界」を表現。歌もダンスも演技も、さすがにプロフェッショナルで、とても華麗で素敵でした。舞台下に設置され、我々観客には見えないオーケストラの演奏も見事でしたね。

エルサの水色のドレスもアニメそのままのように豪華で、照明にキラキラと反射し、とても美しかったです。スベン(トナカイ)もまるで生きている動物かのように動き回り、耳をピクピク動かす仕草が可愛いいでした。暑くて、溶けるのにも関わらず?(笑)「夏に憧れている」オラフ(雪だるま)も愛嬌がありました。演劇は人を元気にしますね。

 

「ハリーポッター」なんかも舞台でやっているようで、観にいらした方が良かったとおっしゃっていました。 舞台は演じる人のパワーが強くこちらに伝わるというか。それは歌でも、楽器の演奏でもそうですね。ライブ会場へ行って音楽を聴くのがとても素晴らしいですね。CDや配信よりも。

 

ここでよくご紹介する「スミスとミイ」も食事をしながら、音楽の聴けるレストランでの演奏が増えているようです。先日は北越谷の「タント」というお肉料理のお店での演奏を聴きに行きました。良い料理と、良い音楽。贅沢ですね。

 

第219回(2023.9.15.)「夏休みの振り返り」

まだ蒸し暑い日もありますが、朝晩涼しくなってきましたね。皆様、お元気にお過ごしでしょうか。夏休みも終わり、2学期が始まってしまいました。

 

今年の夏は暑かったので、遠出はせず、近場の音楽ライブや美術館の展覧会、日帰り温泉で楽しみました。「これはこれで楽しめたなー」と思います。

ストレス解消に日々、務めないと、健康が保てないような気持ちになります。また、いろいろ仕事上で、いいアイデアが浮かぶように、スッキリした気分でいることが大切ですね。

旅行は良い気分転換になりますが、お金もかかるし、時間(休み)も必要だし。

ちょっとした空き時間や仕事終わりを使って手軽に、楽しむのも賢いやりかたかもしれません。

 

この夏を通して、自宅の窓にヤモリちゃんが出現。動き回ったり、虫をとらえたり、仲間と寄りそったり、喧嘩して、噛みついていたり、吸盤で、窓ガラスに張り付いていたり、毎日楽しみました。最近、来なくなると、寂しくて・・・また、出てきてほしい。

 


8月10日(木):

 私が好きな温泉は杉戸の雅楽(うた)の湯ですね。周りは田んぼが広がり、田園風景の中にポツンと出てくる広大な敷地面積の日帰り温泉です。中にレストランもあり、ゆっくりできます。東武動物公園東口3分の駐車場に送迎バスがあり、あっという間に連れて行ってくれます。壷風呂や露天風呂、寝ころび湯などいろいろな温泉が広い敷地に点在し、風に吹かれながら、鬱蒼とした樹々を見ながら湯にゆっくりと浸かれます。


8月17日(木):

 上野の都美術館にマティス展と、書道展を見に行きました。途中、美術館内に入った精養軒で、独り、贅沢ランチ。蟹クリームコロッケをいただきました。マティスは色彩豊かで、素晴らしい。惹きつけられます。また、晩年、身体が弱ってからは、弟子に色を塗らせた紙を使って、切り絵に挑戦していましたが、これも素晴らしかった。切り取った後の枠まで使ったとのこと。



8月19日(土):

 4年ぶりに開催された春日部の東口の公園橋の夕涼みフェスタにスミスとミイが出るというのもあって、行きました。良い席で見ようと、16時半過ぎに仕事を切り上げて早めに行きましたが、その時はステージのど真ん中の席が埋まっていて、しばらく、他で待っていたら、その席がちょうど空いて、ステージも向うの橋で点火されるナイアガラ花火もバッチリ見えました。橋の上は風が吹いて涼しく、天然のクーラーと言う感じでした。夕闇が迫ると、橋のライトが点灯し、幻想的な風景になりました。ステージでの演奏や灯篭流しや花火を本当に楽しめました。

 




8月27日(日):スミスとミイの4周年記念ライブを聴きに、春日部のライブハウスのエバーチャイルドに行きました。ここはオフィス20周年パーティーの時にお世話になったライブハウスで、懐かしい。春日部で活躍するミュージシャン(なちゅ☆らるさん、黒錆さん)が出て、とても楽しめました。オフィスのカウンセラーの津久井先生もスミスとミイの演奏で得意のブルースハープを披露してくださいました。


8月31日(木):銀座で、乗馬仲間のMさんとランチ。KAZANというレストランで、美味しいエビフライをいただきました。その後、新宿のS0MPOミュージアムの山下清展に。素晴らしい貼り絵を見て、感激。よくあれほど細かい貼り絵ができるなと。

 

第218回(2023.8.16.)「台風の影響で大気が不安定ですね」

 

 

 夏真っ盛りという感じですね。皆様、お元気でしょうか?

台風が過ぎて、また、猛暑が再開しました。熱中症に引き続き、気を付けていただけたらと

思います。

関東直撃するかもしれませんという予報があって、「でも、もしかしたら、それるのではないかしら」と期待していたら、本当にそれてくれました。大阪や関西、特に鳥取はたいへんだったので、お見舞い申し上げたいと思います。

私は大阪生まれで、小学校1年までは、大阪で暮らしていたのですが、大きな台風が来て、家の中で一番頑丈な鉄筋コンクリートでできた父母の寝室に、みんなで集まり、ろうそくの炎が揺らいでいた(停電だったのでしょうか?)のを思い出します。早く、台風が過ぎてくれればいいのにと思いました。翌朝、起きてみると、食堂の窓から、雨が吹き込んで水浸し、外に出てみると、どこかから大きな屋根が飛んできて樹木がなぎ倒されたりしていました。台風の威力のすさまじさを自分の目で見た記憶が残っています。だから、東京に来た当初は、台風というのに、何も東京のみなさんは準備されないのを母親がとても不思議がっていました。大阪にいた頃は、窓を木の板で打ち付け保護し、たいへんでした。今回も直撃を免れてホッとしました。オフィスのご利用者さまからも、台風が来たら、対面ではなく、オンラインでもいいかと問い合わせをいただきました。関西の方では被害がかなりでているようで、お見舞い申し上げますのと同時に、一日も早い復興をお祈りいたします。

 

8月のスタッフのブログで、斯波涼介先生が花火について書かれていましたが、花火やお祭りが各地で4年ぶりに開催され、「なんかこれで、コロナ騒動も終焉を迎えたのかな」なんて思いました。

 




 当オフィスの30周年+1年のイベントも7月30日に蒲生のアビーロードというライブハウスを貸切って盛大に催されました(できるだけたくさんの方をお呼びしたかったのですが、定員があって、漏れてしまったかたはすみません)。こういう区切りのイベントはとても大事なのかなと思います。これまでの歴史を振り返り、これからのオフィスの活動や発展を考えて行くのに、良い機会になったと思います。

 



ご参加いただいた皆様、本当に遠くから、ありがとうございました。また、これまでのオフィスや阿部真里子へのご支援を本当に感謝いたします。パーティーの当日は朝10時からスタッフが集まり、蒲生アビーロードのマスターと共に、準備しました。参加者が集まり始めて、オフィスで大学院時代に実習されたり、カウンセラーとして働かれていた皆さんが赤ちゃんや子どもさんも連れてきて参加してくださって、本当に同窓会みたいで嬉しかったです。

 

 








私も馬頭琴を弾く予定でしたから、なんだか落ち着かない状態でした。アキラさんの鍵盤・ボーカルとスミスさんのギター、ツクイさんのブルースハープによるビリージョエルの「ピアノマン」の合奏で会が始まりました。スミスとミイ、HaR & Aki、びんちゃん、とりのSpider Tetsuさんまで7人ものミュージシャンが入れ替わり立ち代わり演奏してくださったのですが、会場の転換に15分ずつ入れておいたので、最初は時間がかなり押して、焦っていましたが、最後は少し早めに終わったとのことでした。時間を見る余裕がなかったので、参加者から聞いて後で知りました。たくさんのお祝いのお花やプレゼントをいただき、嬉しかったです。これまでの苦労が報われました。

保育園の1室を借りて始めた相談室がこのように発展したと思うと、感無量です。皆様のおかげです。これからも精一杯、利用者さまのご期待に応えるよう、頑張って行きたいと思います。(当日のお写真を大徳和人様より頂きました。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。)

 

 

第217回(2023.7.10.)「暑い日が続いています」

関東では猛暑で、テレビで見ると、九州は大雨で、河川の氾濫や土砂崩れなどの災害が心配されており、同じ日本でも状況がこんなに異なるとはと驚き、また、九州方面の方々の被害が拡大しないようにお祈りいたします。

 

 どうしても生活していると、我々は人間関係や仕事、勉強などでストレスにさらされることがありますが、それに対して、どのように対処していくかという用語で、「コーピング」という言葉があります。カウンセリングなども、専門家と相談して、問題解決の道を探っていくという事で、コーピングとも言えると思います。

 気分転換や自律訓練法などのリラクセーションの方法を身に付けるのも、直接、問題に立ち向かっていくのとは違いますが、精神的なゆとりを作り出し、問題解決に向かっての心的なエネルギーを培う意味で、コーピングと言えると思います。

私も、カウンセリングという、ストレスの強めにかかる仕事をしているので、いつしか、趣味をたくさん持つようになりました。20代~30代は映画鑑賞や読書、旅行、美味しいものを食べる以外は一つも趣味を持っていなかったので、不思議です。ストレス解消に自然とそのようになっていったのかもしれません。「タップダンス」(今はやっていません)や「乗馬」や「馬頭琴演奏」などはここで取り上げることが多かったと思いますが、最近、改めて、それに「歌を歌うこと」が加わりました。

 蒲生アビーロードという越谷にあったライブハウスが蒲生に移転したのですが、そこで、「ミイちゃんのプレイタイム」(ユニット スミスとミイのミイちゃん)というイベントが毎月、最後の週の火曜日(4週のときは第4週、5週あるときは第5週)に、ミイちゃんの鍵盤での伴奏のほか、そこに来ている、お客さんの中で、適当に、ギターやベース、ドラム、鍵盤を演奏できる方が舞台に立って、歌を歌う方の伴奏を、生バンドでしてくださるというものです。

私も初めて行った時は、「歌ってみませんか?」と言われても、何が歌えるのか思いつかず、ドキドキしながら、舞台に立ちました。私は中高校生の頃は、イタリーの流行歌、カンツオーネを聴いたり、歌ったりしていたので、最初に歌ったのはジリオラ・ティンクエッティーの「ノノレター(夢見る想い)」でした。歌ってみると、めちゃくちゃ気持ちがいい。解放感がありました。カラオケとは数段気持ち良さが違う。それからはほとんど毎月、参加する常連のようになり、”if we hold on together” や“close to you”など歌っています。そして、まわりの人にお薦めしたりしています。皆さんも自分にあったコーピングを身に付けませんか?

 

第216回 (2023.6.19.)「流鏑馬を見に行きました!」

5月29日(土)には流鏑馬を観に、浅草の隅田公園までスペーシアで行きました。晴れていて良かったなあ。土曜日に休みを取ったのは何年ぶりかと思い、思わず、ワクワクしました。2018年に初めて行ったときは、たくさん写真を撮りました!!駅から川沿いを歩いて、流鏑馬会場に到着。第39回大会だそうで、コロナ禍で4年ぶりとか。1時間ばかり早く着いたのに、もう会場に着いたら、前例の席が一つしか空いてなくて、でもラッキー!!荷物を席に置いて確保。もっと早く出てくれば良かったなぁと後悔。リバーサイドのカフェで川やスカイツリーを見ながら一休み。

流鏑馬の前に、無料観覧の草鹿、クサジシと言って、鹿の絵の描いた的に弓を引く競技が流鏑馬会場よりずっと、先の公園の端の広場で行われました。古式豊かな衣装で、鎌倉の昔から伝わるやり方で行われ、外国人の方もたくさん見られていました。素晴らしかったですね。

その後、流鏑馬の会場に戻り、流鏑馬が始まりました。次々、3つの的に馬を走らせながら、弓を引いて当てます。全部の的に命中した方もいました。2018年に観たときよりも、どの馬も、スピードが半端なく、大爆速で、なかなかシャッターが追いつかなかったですね。写真は諦めて、ゆっくり観ました。フランスやアメリカから来られた射手もいらっしゃいました。

家族が、テレビのニュースで流れた画像を撮ってくれていました。




隅田公園の中に、たくさん綺麗な紫陽花が咲いていて、それも楽しめました。毎年催されるフェイスブック上の紫陽花の写真サークルに投稿しました。

 

 

 

 

夜は、東京 銀座の博品館劇場でSpider Tetsuさんがストーリーテラーとして出演されるミュージカル「夢に向かって ブルースな日々」の舞台を観ました。2019年に築地本願寺のブティスト・ホールで1回目出演されていましたが、今回は電子ピアノやコーラス、ドラムも加わりより豪華な舞台になっていました。観客もいっぱいでした。

 

 

第215回(2023.5.19.)「GWはどのように過ごされましたか?」

GWの後から、会社や学校に行きづらくなる方も増えてきますね。暑くなってくるし、そろそろ、人間関係や仕事、勉強などでトラブルを抱えてくる人も増えてくるのかなと思います。メンタルな不調には「早めのお手当て」が重要ですね。そんなとき、ストレスを手軽に解消する方法としてカウンセリングをお薦めします。こころの専門家に話を聞いてもらっていくうちに、自分で問題解決をはかっていく糸口が必ず見つかります。




 阿部は今年のGWの過ごし方は5月3日に、ふれあいキューブで、「不登校の親のおしゃべり会」に参加し、みなさんのご意見を聞いて、とても良い時間を過ごしました。馬や、馬に乗って弓で的を狙う流鏑馬に興味のある方がたまたま参加されていて、2018年に流鏑馬を浅草の墨田公園に阿部が見に行った話をして、「そうだ!その時は4月下旬だったから、今年はもう終わっているかしら?」と思って、調べて見たら、5月27日(土)にあることがわかって、その情報をお伝えしたら、チケットを買われたとの連絡を受けました。私も郵便の為替を台東区役所の流鏑馬担当に送ってチケット(3000円)をゲット!見に行く予定で楽しみにしています。

 




 

5月4日には春日部の藤塚にある一般のお宅で、バラ園を開放されているところに伺い、美しいバラを拝見し、癒されました。隣には中華料理屋さんもあり、いっぱいでしたね。5月22日までなので、もうすぐ今年の公開が終わりますね。

 

5月5日、午前中は摩利支天徳大寺にお参りに行きました。気持ちがスッキリしないので、切り替えようと思いました。「うまく行く!!」という自己暗示が大切ですね。

 

その後、銀座で高校時代の友人とランチ。「巴里 夕顔」という、フレンチと鉄板焼きのお店に行きました。お肉の美味しいこと、絶品でしたね。お薦めです!!

ランチの後、マツヤ銀座で催されていた「すずめの戸締り展」に行きました。絵コンテなどの展示が多数あり、私は絵に疎いので、ちょっと専門的でよくわからないところもありました。映画の映像が流れていたので、改めて見て、また、会場を出たところのお土産売り場はいろんなものが売られていて、楽しかったですね。



<銀座レストラン 巴里 夕顔>

 


<すずめの戸締り展>

 

5月20日は仕事が終わってから、越谷の香取神社の音楽祭事「オトダマの杜」に行きました。今回は私がご紹介した、ランベール甲斐あきよさんという音楽療法士さんで公認心理師の方で、フランスと日本を行ききしておられる方に、ライアーという楽器(小さな竪琴みたいなもの)の演奏をお願いしました。あきよさんの他に3人の方が一緒に来られ、ヨーロッパの15世紀の衣装を身にまとわれ、ライアーの合奏をされました。ムーンリバー、ロンドンデリーの歌、グリーンスリーブズや花は咲く、エーデルワイスなど、この楽器にぴったりな選曲で楽しめました。そのほか、オペラあり、演劇あり、子どもさんたちのウクレレの発表あり、ゴスペルありの盛りだくさんで荘厳な神社の雰囲気の中で、十分に楽しめました。昼間は少し暑いくらいだったのに、夜間に向かうと、風が冷たく、寒くなってきましたが、1枚羽織るものを持って行って正解でした。