臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第4回(2005.5.24)

阿部が今はまっているテレビドラマがあります。NHKの朝の連ドラ「ファイト」。群馬の高崎競馬場近くの話で、厩舎にいる馬が出てくるので、馬を見たくて、つい見ていたのですが、主人公の女の子が、友人との関係で悩んで高校に行けなくなったり(スクールカウンセラーとしても参考になるテーマ)主人公の父親のバネ工場が取引先の大会社の不正を告発したために、商品の受注がなくなり、休業に追い込まれたりと、いろいろな現代に、ありがちなエピソードが盛り込まれており、木曜日の早出の日以外は、おもしろく見ています。  主人公の母親がお金を稼ぐために、仲居として働きに出た四万温泉も、オフィスのキャンプでお世話になっているM先生が昔住んでいらっしゃたことがあるとか。四万温泉もいつか行って見たい温泉の一つですしね。

 音楽の方は、日曜日に「題名のない音楽会」というのを見ていたら、ラッセル・ワトソンという歌い手が出ていて、オペラから、ポップスなどなんでも歌うのです。その声のきれいなこと!ゴールデン・ボイスというのだそうです。また、顔がちょっと、キアヌ・リーブスを思わせるようなイケメンで・・・楽しそうに、幸せそうな顔で歌う。いっぺんに気に入ってしまいました。

  この人はイギリスのマンチェスター生まれで、現在28歳。工場勤めをしながら、夜の酒場で歌っていたところ、プッチーニのオペラをその酒場で歌ったら大喝采。一躍有名になったとのことで、正規の音楽大学の教育を受けていないとのことです。驚きました。こんな天才みたいな人がいるんですね。

 皆さんの中にも、眠っている才能が何かあるかもしれませんよ。オフィス関係者の中にもたくさんの才能を日々発見。オリジナルなすばらしいビーズのアクセサリーを作られるN・Kさんとか味わいのある、表情豊かな箱庭のための粘土人形を作られるM・Kさんとか、そして、この素敵なホームページを作って下さって更新して下さるK氏(ちなみに私の大学の後輩です)とか・・・

阿部は日々、何かにつけて、感動することが多いです。