みなさん、明けましておめでとうございます。
だいぶ年明けから時間がたって新年のご挨拶のタイミングを逸してしまいましたね。 先日オフィスの新年会を新越谷のイタリー料理屋さんで行いました。
ホームページ担当の黒田さんや実習生さんたちも参加してくださって、 総勢20名で、「昔、オフィスを始めた頃は、3名で食卓を囲んでいたよな・・・」 と思い、感無量でした。
今年こそは落ち着いた良い年になってほしいと思っています。
阿部は初詣は毎年、実家近くの、御徒町アメヤ横丁のT寺というお寺に行っています。
昔、大学受験に現役での挑戦に失敗して、S予備校生だったころ、 偶然、地元の図書館でS予備校の教科書を開いて勉強していたら、 それを見て「S予備校なんですか?」と声をかけてくれた人と友人になり、 その人は地元の人で、有名進学校の中学受験も体験している人でした。 「受かるかどうか、受験がとても不安だ」と阿部が相談したら、「知る人ぞ知る」という、 そのお寺を教えてもらい、お札(ふだ)をもらいに行ったのが最初のご縁です。
インドの、イノシシに乗った戦いの女神様(摩利支天様)を祭っているお寺で、 霊験あらたかで、願いが叶うというのを聞きました。
大学受験では、なんと、偶然(?)良く知っている問題が出たりして、スラスラ解くことができ、運良く念願のJ大学に合格できました。
阿部は幼稚園と大学がカトリック系、高校はクエーカーの学校でプロテスタント系 で、親兄弟もほとんどミッション系の学校を出ていますが、特に、宗教には何も入信していないので、一般の日本人のように「困った時の神頼み」みたいになっていますが、 願いが叶ったら、必ずお礼参りには行っています(そういうところ結構、律儀な性格です)。
どうしても願いをかなえたいというときに、「自己暗示の力」を強化するために お祈りしたり、おまもりを身につけたりというのも、「一つの方法かな」と思うことがあります。もちろん、法外に高いような霊感商法的なものを求めるのは論外ですが。 願望を実現するのはあくまで自分の潜在力なのですが、望みをはっきりイメージ化し、言語化し明確にするために、何か形のある対象に向かって祈るというのは適していると思います。それは朝日を拝むとか、山や川といった自然に向かって願いをかけるのでもいいと思います。
もちろん、自分の心の中だけで、「こうなるといいなー」と唱えたり、イメージ化 したりすれば、それはそれで良いので、一応安全な対象である「カウンセラー(臨床心理士)」を相手に自分の夢の実現について具体的、明確に話したりすることで、理想を描くことができ、目標が設定され、現実への取り組み方が徐々に変わっていって、実現していくということになります。
「思っているだけではだめだ」という言い方をされることが良くありますが、 「どうなりたいか」と思わないと何も始まらないというのは真実のようです。 「まずは目標を明確に思い浮かべることから始めれば、だんだん具体的な手段が浮かんできて、 行動に結びつき、目標が達成されていくものと思われます。
人の「自己暗示の力」は、それほど強力なものだし、一人一人の中にそういった、力が発揮されずに眠っています。カウンセラーはその力を引き出して、有効に作用するように手助けするだけです。カウンセラーがアドバイスして何かを達成させたり、成功に導いたりするのではなく、本人自身の力を引き出して、本人自身が目標達成や成功に向かって進んでいくのです。
「どうせうまくいきっこない」と本人が思ってしまうと、それが自己暗示になってしまい、気力がなくなり、社会への働きかけが乏しくなってしまい、手を差し伸べて助けてくれようとしている人がいたり、チャンスがあっても目にはいらなくなってしまいます。 カウンセリングとは、既にその人に備わっている力が発揮されやすいように、心のあり方を変えていくことではないかな・・・と思います。
最後になりましたが、皆さま、今年もオフィスをよろしくお願い申し上げます。