臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第185回「秋の気配を感じる、この頃ですね?」(2020.9.9.)

ひどい雷雨が夕方、襲来することが続いていて、ある土曜日は北海道ロケの「路線バス乗り継ぎの旅Z (ニセコから知床)」というテレビ東京の番組をテレビで見ていて、あと5分でゴールだ!というところまで来ていて、盛り上がり絶頂だったのに、そこで、ドカン、バリバリッ!!とものすごい雷鳴がとどろいて、近くに落ちたのか?突然、停電が2-3分起こり、テレビも一瞬にして消えてしまいました。すぐに回復したので慌てて、テレビをつけ直そうとして、いろいろしましたが、それに時間がかかり、番組は終了してしまっていました。とても残念でしたね。

 この番組は高速バスやタクシーは使ってはダメな、宿やレストランなどもアポなし2泊3日の旅で、路線バスか徒歩でゴールを目指すというものですが、バスが乗り継げるのかどうかわからず、早めにバスが終了していたり、バスの運行に長い間隔が空いていて、待っていると時間に間に合わなくなったり、間に路線バスのない区間があり、何キロも歩かざるを得なかったりするので、少しハラハラして見守る感じで、面白いので、見ることがよくあります。男性2人と女性1人の3人組での旅行です。今回のはキムタクのドラマHEROのカフェバーのマスター役で「あるよ」というセリフで有名な田中要次さんと、羽田圭介(芥川賞受賞の小説家)さんとゲストの女性で収録が進行していきます。

 無事、ゴールに到着すると、なんだかスッキリした気分になるし、最近はコロナ禍で旅行に実際に行き難いので、余計に楽しめます。去年の秋に北海道旅行に行ったので、その近く(岩見沢駅)が映ったりすると、「この駅、行ったよねー!」なんて共感したりできました。こんな「憂さばらし」、ストレス解消もあるのかもしれません。しばらくは、旅行もはばかられるので。

 

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<あるスタジオを借りての馬頭琴の練習風景>

 

 ところで、モンゴルの楽器、馬頭琴を習い始めて3年半になろうとしているのですが、やっと、先日、師匠の美炎先生がおっしゃっていた「弦に弓が吸い付く感じ」というのがわかり、感激してしまいました!!それまでは「それって、どんな感じ?」と全くわからなかったのですが、ある日突然、練習していたら、この感覚が分かったのですね。石の上にも3年と言いますが、まさにその通りでしたね。小さいときに、ピアノは習っていましたが、弦楽器は触ったことがほとんどなくて、ましてや弓の使い方などは全く知らないで、この楽器を始めました。習い始める10年前に友人と、九段のホールで開催された国立のモンゴル馬頭琴楽団の演奏を聞いて、「いつか習ってみたいなあ」と軽く思って、そこから10年経って、八王子に美炎先生の「スーホーの白い馬」の人形浄瑠璃とのコラボの演奏を聴きに行ったのがきっかけでしたね。難しい楽器でなかなか上達も時間がかかりますが、長く弾けるといいですね。乗馬と共に。二つは私に人生の幅を与えてくれる趣味です。

ここに写真を載せた「馬頭琴を奏でている馬の置物」は先日、浅草で開催された「うまさんぽ展」という馬グッズがいっぱい展示されている展示会にあった、関 登志さんの作品です。あまりにかわいいので注文してしまいました!!半年に1回くらい開かれる展示会で馬グッズを見るのも楽しみですね。前回は友人を誘って行ったのですが、誘うのもはばかられるため、一人で行きました。早く、コロナ禍が収束し、好きな時に、好きなところへ気兼ねなしで行けるようになるといいです!!

 

 

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<関 登志 さんの作品 「馬頭琴を弾く馬」>