皆様、新年が始まってバタバタして、ご挨拶が遅れましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
<お正月に日比谷で遭遇した獅子舞>
年明け早々に緊急事態宣言の2回目が発出され、また、少し自粛ムードとなっています。
コロナの新規感染者も一向に減らずに、不安な日々をお過ごしではないでしょうか。
自粛期間の中でも、一人一人、感染対策をしながら、生活を工夫して、うつ状態にならないように、適度なストレス解消をしていくことが大切と思います。
話し相手が少なくなっていることがメンタルには悪い影響を与えてしまうので、カウンセリングに来談されて、今の気持ちを安心、安全な専門のカウンセラーに話されるのも一つの手であると思います。こんな愚痴みたいなこと、言ったら悪いなんて思われることもありません。悩みやつらさを語っていくうちに、それが建設的な何らかの自己実現に結びついていくのをよく目にします。何も悩まない人よりも、悩んでいる人の方が問題意識をもって、
人生をクリエイティブにデザインしていける可能性が増えるように思います(師匠の河野良和先生がよくおっしゃっていたマイナス思考大成功法ですね)。悩むという一見マイナスに見える行為が実は、自分の方向性を決めるプラスのポジティブに変化するきっかけとなることが多くあります。悩んでいる自分はダメだと思わず、悩むことで、悩みを大事にすることで、自分の未来が開けると思って見てください。しかし、一人で悩んでいると、堂々巡りになりがちなので、カウンセラーに話して、問題を整理し、解決策を一緒に考えて行くことが早道になります。悩みは「悩み方」次第で、プラスに転じることが可能です。本年もオフィスのご利用をお待ちしています。
<年末の有楽町国際フォーラム>
ところで、年末の12月29日に、阿部は初めてバイオリンニストの葉加瀬太郎さんのコンサートに行きました!友人と行きたいなあと思うのをグッと我慢して、お誘いするのも申し訳ないので、独りで行きました(コンサートに独りで行くのも今年初めてかな)。葉加瀬太郎さんはデビュー30周年だそうで、2020年のコロナ禍の中でもツアーを行われ、中止になった回もあったようですが、最後は有楽町にある国際フォーラムのAホールで行われ、素晴らしい盛り上がりでした。玄関では厳重に検温、消毒。半券チケットの裏に万一のために、名前と連絡先を書いて、回収。大きなホールで3階でしたので、何回もエスカレーターを乗り継いで行きました。舞台からは遠いものの、だいたい真ん中の席で、舞台全体が良く見えましたし、両側に大型モニターがあって、葉加瀬さんや他の演奏者のアップが映し出されるので、臨場感たっぷりになります。音響や照明は申し分なく、とても楽しめました。
<コンサートが始まる前のAホール>
ドラマのテーマ曲の「ひまわり」が好きなので、待ちかねていましたが、ひまわり畑の映像とともに聴けて感激しました。シューベルトのアベマリアも、エレキギターやドラムなどの伴奏や間奏が入り、新しい感覚で楽しめました。最後の情熱大陸は観客のほとんどが立ち上がって、腕を振って踊りながら聞いて、盛り上がりました。素敵でしたね。
馬頭琴を習うまではあまり、バイオリンに興味を持っていなかったのですが、同じ弓を使う楽器ということで、聞いてみたくなりました。コロナ禍のイタリアの病院の屋上で演奏されていたバイオリンの演奏の美しい音も忘れられません。また、秋にパラグアイの琴 アルパのコンサートに行った時に、アルパとの協演でバイオリンが演奏されていたのを聞いて、以前よりもバイオリンという楽器に親近感を覚えました。2020年の世界的な災難の中ですが、これを機会に、新しいものに興味関心が広がったことは自分にとって意義深いと思いました。食べ物では食わず嫌いというのがありますが、音楽でも聴かず嫌いってあるかもしれません。試しに、食べてみたり、聞いてみたりすると、意外と美味しかったり、耳障りが良かったりするかもしれません。
年末に馬頭琴を弾く馬さんの粘土細工が届きました。毎日、眺めてニンマリ(これも癒しになります。)
岡山の「馬とペットの粘土工房Toshi」の関登志さんの作品です。
それでは皆様の、ご健康と幸福をお祈りいたします。コロナに負けずに一緒に、今年も頑張りましょう。