臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第199回「忙しい月でした!!」2021.12.15

もう師走になってしまいましたね。12月と言えば、私の誕生日がある月で、いつもは一番ウキウキしている頃なのですが、忙しすぎて楽しむ余裕がない感じです。

11月の、この気まぐれナビをサボって、抜かしてしまいました。クライアントさんから、「先生、大丈夫ですか?何かあったんですか?」と心配されて。読んでいて下さる方がいらっしゃるのだなーと。いつもありがとうございます。

 

11月は91歳の義母の葬儀があって参列するために新潟に1泊したり、また、11月末には身内の結婚が。「人生、悲喜こもごもだなー」と実感しました。

 

 

私の親友のお母様も91歳で亡くなられ、いろいろお話ししたことや、おうちに遊びに行ったときに、頂いたものを思い出したりしました。手先の器用な方で、組み紐(絹の糸の束を特殊な道具で編んでいく)でアクセサリーを作ってくださったり、オフィスの玄関に今も額に入れて飾っているパラグアイの伝統的な刺繍の「ニャンドゥティー」(蜘蛛の糸と言う意味らしい)を作ってくださったりしました。これは紙の台紙に刺繍して、後で、台紙を取ってしまい、細かい刺繍糸だけが残るという手法らしいです。お孫さんがパラグアイのアルパという楽器の演奏家(松木ありささん)で、この方が作られた刺繍を使った衣装を着て舞台に出られて、とても美しかったことを思い出しました。

なんせ、高校1年の時からお世話になっているので、とても近しく思っていました。干し柿がお好きと聞けば、見つけると買って行くことも。

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このパラグアイの刺繍を巡って、別で仲良くしていた私の大阪のカウンセラー仲間が実はこの友人の親戚だったことが判明し、びっくりしたこともありました。この大阪の友人は催眠研修のときに、退行催眠をしたときに、大阪にある「香里幼稚園」の同窓生だったことが独特の遊具(滑り台)のイメージの映像から判明した方で、「世間って、なんと狭いのだろう」と思いました。私は生まれてから小学校1年までは大阪の寝屋川市にある「香里園」(大阪の校外で、京阪の駅ですね)という場所に住んでいました。

 

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 香里園駅 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』香里園駅西口と桜の木(2012年4月)

 

だから、大阪の方に会うと、つられて、大阪弁のアクセントが出てしまったりします。小2から、こちらの東京の小学校で、無理やり東京言葉のアクセントに替えたというのがあり、大阪弁を使うと、まるで、故郷に帰った気がします。やはり、「三つ子の魂、百まで」ということでしょうか。どこか無理して東京言葉を使っているのでしょうか。

 

12月に入っても多忙で、12月10日(金)にランチに息子と外へ出た帰りに、平板な普通の道路で、側溝か何かに足を引っかけて転倒してしまい、膝と額をアスファルトに打ち付け、顔面を道路で、擦って怪我をしてしまいました。幸い、病院でX線やCTを撮ってもらいましたところ、骨折はなく、傷の手当と、湿布と痛み止めをもらって帰宅しました。皆様も、忙しい年末、慌てて怪我などされないように、くれぐれも、お気を付けください。身体にどこにも痛みがなく、健康なのが一番だなと実感した年末でした。