新緑の季節になりました。オフィスから見える、公園の桜や銀杏の樹も
青々として、さわやかな風を運んできてくれています。
この気まぐれナビを書き始めてから、5月3日でまる3年経ちます。
思えば、この3年の間にも、いろんな楽しいこと、辛いことがあったり、
いろんな方がオフィスを訪れ、様々な出会いと別れもありました。
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この夏、10年間続いている夏の研修会(通称キャンプ)が第11回目と
なり、初めて埼玉県で開催することとなりました。
5月の末に長瀞の施設に下見に行くのですが、プログラムも変更して、
新たに楽しいキャンプが若い仲間たちとできればいいなーと思っています。
どうぞ、皆さん、ご参加をお願いします。一緒に楽しみましょう!!
「心からゆったり過ごす」というのは本当に難しいことだなと最近つくづく、
思います。休んでいるようでも、心は何か、いつも急かされて、焦っていたり、
「あれもしなくちゃ」、「これもしなくちゃ」と思っていて、身体は休めているのに、
ちっとも休養になっていないってことありませんか?脳の中がさまざまな不安や
心配でいっぱいで疲れきってしまっている。家にいてダラダラ何もしないで過ごすと
余計疲れてしまうことがあるのは、こういった気疲れからのストレスでしょう。
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前回のナビで紹介した本の著者の辻信一氏の「ナマケモノ倶楽部」では
ないけれど、ナマケモノになるのは本当に難しい。
適度に仕事をして、生活が安定していて遊びや趣味も楽しめている、
休息も十分に取れているといった、バランスの取れた生活って、なかなか
難しいような気がします。頑張りすぎたり、無理をしすぎたり。
お金がなくて暇か、仕事がいっぱいでお金はあるけど、暇も時間もないか、
どっちかになりがちではないでしょうか。
お金もないし、暇も無い。働けども働けども暮らしは少しも楽にならない、
ワーキング・プアーの問題も取りざたされています。
また、お金はあるけど、生きがいがなかったり、生きがいはあるけど、
お金がなかったり。どうしたら、うまく生きられるのかなー?
税金を無駄使い、年金制度もめちゃくちゃになっている某国の政府のせいに
して愚痴っていても、解決にもならないような気がします。自分の生き方の
問題だから。
自分の意識体験(考え方、体験の仕方)を変えることで、もしかしたら、
変わっていけるのではないかと、日々、私も模索しているところです。
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ターシャ・テューダーという93歳の絵本作家をご存知な方もいらっしゃるかも
しれません。彼女は離婚して、4人の子どもを自分の手で育て上げましたが、
綺麗な庭造りをして、美しい花園に囲まれながら、コーギー犬を飼い、
復活祭やクリスマスなど、季節の行事を大切にして、手作りのクッキーや、
手作りのぬいぐるみなど、自給自足に近い生活をしていて、とても生き生きとして、
溌剌としています。
「生きていることを楽しんで」(メディアファクトリー1600円税別)という本
にはそのような生活の写真と、生き方が文章になって書かれています。
そんな生き方はなかなかできないかもしれないけれど、毎日「楽しいなー」
「うれしいなー」と思って生きるのと、「辛いなー」「悲しいなー」
「自分なんかどうせ・・・」などと思って生きるのとでは、
免疫に影響が出て、健康にも差が出ると思うので、どんなことがあっても、
できるだけ、ほがらかにして、今、生きている中でのほんの小さなことに感謝して、
生きている楽しさ、うれしさを堪能したいと思っている今日このごろです。