臨床心理士 阿部真里子の気まぐれ道草NAVI

所長阿部が折りにふれて感じたこと、考えたことをちょっとした言葉にしてみようと思いつきました。 人生でNAVIが必要だな・・・どうやって生きて行ったらいいの?って思うこともありますが、あんまりがむしゃらに突っ走るばかりでなく、時々ほっと一息ついたり、遠回りになるけれど道草も大事ですよね。道草の途中で、意義深いものや自然に出会ったり、人に出会ったりして、人生が大きく変わることもあるのかも。"カウンセリング"も道草の一つかもしれません。目的地にとらわれない道草的NAVIって面白くありませんか?

第118回 大分県(温泉県)に行ってきました!!(2014.5.29.)

5月24日(土)-25日(日)と学会が大分県であり、阿部は参加してきました。25日、学会の終わった後で、大分駅前の古い源泉かけ流しの温泉があるということを、参加されていたK先生にお聞きして、一人で入りに行って見ました。

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 大分県なのに、なぜか?「あたみ温泉」というところで、男湯と女湯が別々の扉で、真ん中に番台のあるタイプでした。いかにもレトロな懐かしい、「テルマエ・ロマエ」に出てくるようなお風呂で、昭和30年代にタイムスリップしたような感じでした。番台に誰も座っておられなかったため、お金をどこで払うのか、まごまごしていると、地元の方が、「すぐに奥さん帰ってこられるから、先にお風呂に入っていていいんですよ」とのこと。ロッカーの中に、洋服を脱いでしまって、浴室に入りました。お風呂の蛇口なども昔のままで、お湯と水を混ぜ合わせて洗面器に入れました。浴槽の上には富士山の絵が描いてあって、湯船もオーソドックスなごく簡素な作りでした。温泉の出る蛇口はライオンと像の顔になっていて、趣を感じました。お湯は茶褐色のコーヒーのような色で、とても温まりそうでした。熱いのと、少しぬるめの二つの浴槽に分かれていましたが、ぬるめでも十分に私には熱くて、少し浸かったら、すぐに出ました。出る時には番台に年配の女性がいて、600円ほどの、お金を払いました。

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 翌日26日(月)からは湯布院を旅行しました。
 去年の秋に所属する乗馬クラブのツアーで行った湯布院外乗が自然が美しくあまりにも素晴らしかったので、機会をうかがっていましたら、たまたま、大分へ出張で行く機会があって、もう一度、あの草の生い茂る気持ちのいい高原の中での乗馬を楽しみたいと思いました。
 所属しているC乗馬クラブの湯布院のクラブで予約しようとしたら、そこが火曜日に休日であることが判明。それで、別のところを探しましたところ、「エル ランチョ グランデ」という牧場があり、そこへ申し込みました。1泊牧場に宿泊して、1日目は45分、馬場で慣らし、2日目は30分練習した後、1時間外乗ということになりました。
お天気は雨マークがずっとついていて、その日の朝も少し小雨が降っていたのですが、午後には晴れました。

 

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 以前乗馬クラブでご一緒していた、同年代のMさんが飛行機で大分空港について、空港バスで湯布院駅に到着するのを待ちました。合流して、湯布院駅から徒歩5分程度の、「?」(もみじ)という和風のレストランでランチをいただきました。とても素敵な、落ち着いた和風モダンの店で、ゆっくり和食を楽しめました。いつも、料理を写真に撮ろうと思うのですが、前菜を撮ったところで、夢中になって食べて撮影をすっかり忘れ、気づくとデザートになってしまっています。今回もそんな感じ。お刺身、てんぷら、すべて堪能し、黒砂糖を使ったアイスクリームのデザートはなかなかのお味でした。お値段もこの味にしてリーゾナブルでした。

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 2時台の電車で、湯布院駅を出発。2つ先の豊後中村という駅で降りて、タクシーに乗って、30分もくねくねした山道を、牧場に向かいました。途中、九重の「日本一長い吊り橋」というのが目に留まりました。が、Mさんと阿部は高所恐怖なので、「渡るのは難しそうだ」と話しました。


 牧場についてすぐに、馬を用意してくださって、馬場でまずは30分レッスン。ウエスタンスタイルだということで、以前、どこかの外乗でウエスタンの鞍は体験したことがあるものの、片手だけで、たずなを操作するというのは初めてでした。Cクラブはブリティッシュスタイルなので、両手でたずなを操作するため、とまどいましたが、15分もすると慣れて、普通に速足もできるようになりました。残りの15分はミニ外乗ということで、外の近くのコースを行きました。指導員の方が親切に後ろを向いて、先導してくださるため、全く怖さは感じませんでした。
 夜は牧場のスタッフの方と一緒に、食事をしたり、近くの地元の方が入る温泉に入浴したりと、なかなか体験のできないことを体験させていただきました。なんだか、「乗馬合宿」みたいな感じですごくワクワクしました。星空を眺めたり、虫の鳴く声を聞いたりして、2段ベッドの部屋で、眠りにつきました。


 翌日は快晴で、気持ちの良い青空が広がっており、温度も少し暑いくらいでした。9時から、30分馬場で、昨日のおさらい。もう片手たずなにも慣れて楽に乗れました。
 そこから、高原に向けて出発。指導員の指示に従って、車の走る道路を渡って、高原へ向かいました。山が連なり、どこまでも高原が広がっていて、まるで外国に来ているような感じでした。途中は馬に草を食べさせないように必死で、注意していきましたが、ゴールでは馬に十分草を食べさせてあげて、その間に写真を撮りました。私の乗った馬はバディーで、ボス馬なのだということで、風格というか、威厳がありました。Mさんの乗った馬はサプライズという可愛い目をした馬で、バディーにくっつきすぎて、ちょっかいを出しては、バディーから怒られていました。朝の外乗りはとても気持ちが良く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。また、機会があったら、是非、この牧場に乗馬に来たいと思いながら、湯布院に向けて牧場を後にしました。エル ランチョ グランデのスタッフの皆様、ありがとうございました。